【ブログ】精神・発達障害「自分に合ったお医者さんを探すのが大変」
多くの方がこの問題を抱えていると思います。
これは、精神・発達障害にかかわらず、他のすべての病気・疾患を持った方にも言えることかと思います。
自分もアレルギーの持病があり、いくつも皮膚科を変えてきたので身に染みて感じている問題です。
精神・発達障害に関しては、特に薬が大事になってきます。
メンタル系や発達障害の場合は症状が分かりづらく、診断も非常に難しいです。
そして何よりも本人が自分の症状を理解できていないパターンが多いため、薬を処方してもらって飲んでも効き目があるのかどうかもよくわからなかったり期待する効果を得られない場合も多いです。
分かっていないことが多ければ多いほど、自分に合う病院は見つかりづらくなると思います。
そこで、自分に合った病院(医師)を見つけるために必要なことをお伝えします
⓵自分の病気・疾患についてよく知ること
どんな時にどんな症状が出るか?(天気?・場所?・対人?)
症状が出たときどうすれば落ち着くことが出来るか?
ベテランの医師と言えど、短い診断時間の間だけで最初から問診を行い、その方に適切な薬を処方することは難しいです。
その為、診断を受ける前に問診票に記入してくださいと言われるかと思います。
出来る限り問診票に自分の特性や症状を明確に記入してください。
もし問診票に書くのは大変という方は、事前に症状や特性などを記載したノートなどを持参しても良いと思います。
⓶何も準備せず病院へ行くのは良くない
実際に忙しそうにしている先生を目の前にすると、遠慮してしまったり
緊張から何も思い出せなくなったりして、しっかりと症状や特性を伝えることが出来ないことが多いです。
症状や特性などしっかり伝えないと、間違った薬を処方されかねません。
メンタル系のクリニックは予約がなかなか取れなかったり、予約を取ったとしてもかなりの時間待たされたりしますので、事前にまとめていない方は待ち時間にしっかりと症状や特性を伝える準備をしておきましょう。
⓷一人だとうまく伝えられない方は誰かに付き添ってもらうこと
毎回、先生を目の前にするとうまく伝えられなくなってしまう。
薬があっていないのに、大丈夫ですと伝えていては症状は改善できません。
そんな方は家族の方に付き添ってもらう
家族が嫌な方は、福祉施設の支援員に付き添ってもらいましょう。
⓸簡単な記録をつけるのもいいですよ
自分の体調や、薬の反応など毎日記録をつけるのもおススメです。
言葉で上手に伝えられない方は、調子低下したときの天気や気温
前後の出来事などを記録しておくことをお勧めします。
余裕のある方は調子がいい時の記録もしておきましょう。
⓹薬も診断も合わないならセカンドオピニオンを
最も大事なことは、自分のことを詳細に正直に医師へ伝えることです。
今の先生だと正直に伝えられない、自分が求める診断ではない
何度薬を変えても効果が感じられない
そんな場合は違うクリニックを検討しましょう。
最も優先することは①です
症状を知ること
そしてそれを正直に明確に医師へ伝えることです
医師は普段のあなたの様子を全く見ていません。
短い診療時間に大事なことを伝えるためにも出来ることをしましょう。
⓵~⓸を行うことなく病院を転々としていてはいつまでも自分に合った病院は見つからないでしょう。
病院選びはレビューを見る前に自分のことをしっかり見つめることが大切です。