就労移行支援ってどんなところ?

就労移行支援とは、障がいのある方が就職を目指すための福祉施設です。
就労移行支援事業所は、様々なことを学びながら必要な知識や能力を高め、就職までの準備を行います。
準備が整い次第、就職活動に移行し就職を目指します。

就労移行支援とは

具体的に何をするところ?

  • 資格取得のための訓練・学習
  • 自己理解の為の適性検査や作業訓練
  • 毎日休まず通所できる体力強化
  • 企業見学・企業実習
  • 応募書類の作成・面接の練習

利用までの流れ・料金・対象者

利用までの流れ

  1. 就労移行支援事業所へ見学
    事業所へ見学に来ていただき、実際の訓練の様子や聞きたいことを直接支援員から聞くことができます。
    また、体験を行うことも可能です。
    ※見学・体験は事前に予約が必要になります。お電話、もしくはホームページのお問い合わせよりご予約できます。
  2. 障害福祉サービス受給者証を申請する
    お住いの行政窓口(役所の福祉課)へ行き、就労移行支援を利用したい旨を伝えていただきます。
    必要書類をそろえていただき申請のサポートをいたします。
  3. 利用開始
    役所への受給者証の申請と就労移行支援事業所へ利用したいことを伝え、未来フィールドと利用契約を結んだらいよいよ利用開始です。

利用期間と料金

未来フィールドに通所されているほとんどの方が無料で利用しています。
前年度の収入によって利用料がかかる場合があります。以下は詳細です。

※利用者料金はサービス提供費用の1割を上限とし、世帯所得に応じて負担上限額が設けられています。
 また利用者本人の収入状況などによって利用者負担額の軽減措置があります。
 ほとんどの場合は自己負担免除となり、9割以上の方がご負担なくご利用しています。
 詳しくは当事業所にてご確認ください。

区分世帯の収入状況負担上限月額
生活保護生活保護受給世帯0円
低所得市区町村民税非課税世帯0円
一般1市区町村民税課税世帯(所得割16万円(注1)未満
※20歳以上の入所施設利用者(注2)を除きます
9,300円
一般2上記以外37,200円

注1)収入がおおむね600万円以下の世帯が対象になります。
注2)入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム・ケアホーム利用者は、市区町村民税課税世帯の場合は「一般2」となります。

利用できる対象者

  • 18歳から65歳までの障がいを有する方
    ※行政の判断により18才以下の方でも利用できる場合があります(要相談)
  • 身体障がい・精神障がい・発達障がい・難病・うつ
    ※障がい者手帳を取得されていない方も医師の診断があり自治体の許可があれば利用が可能です
  • 養護学校、特別支援学校などを卒業した段階で就労できなかったが、現在就職を希望している方
  • 就労アセスメントを希望される方(特別支援学校などを卒業後、B型事業所利用を希望される方)

働くことへ障がいのある方に、就労を目指して訓練とサポートを行う就労支援です。
役所、ハローワーク、医療等の関係機関と連携しながら1人ひとりの適正にあった就職を目指します。
就職後には職場への定着支援を行い、就労生活を長期間サポートします。