【ブログ】発達障害「独り言が多い」
発達障害の方には「独り言」を無意識に発してしまう方がいらっしゃいます
原因を調べてみると
不安や緊張を感じている時に、自分を落ち着かせようとしていたり
考えを整理したり、言葉にすることでもらった情報を記憶する手助けになっているようです。
私も利用者さんと接する中で、上記のような場面で独り言を言っているところをよく見かけます。
しかし、就職後職場で独り言を連発してしまうと周りの方へ迷惑をかけてしまいます
特に一般の障害者就労を目指している方は気をつける必要があります。
ではどのように対処したらいいか考えてみました
⓵ 不安・緊張を落ち着かせる別の手段を試す
例えば1時間ごとに5分ほど休憩をもらったり
定期的なストレッチや深呼吸を心がけるなどして、たびたび気持ちをリセットさせる方法を試してみてもいいと思います。色々やってみて自分に効果があるものを見つけてみましょう。
⓶ 独り言を言ってもいい場所や時間帯を決める
業務に対して独り言を言ってもいい時間帯や場所の配慮をいただきましょう。
オンとオフのメリハリをつけることで、独り言を少しでもコントロールできるようになれるかもしれません。
⓷ カウンセリングを受けてみよう
かかりつけ医師に相談をしたり
カウンセリングを受けることで、あなたの特性に応じた対処方法を教えてもらえると思います。
安定して長く働き続けるためにもカウンセリングに投資することは悪くないと思います。
就職前までは、あまり周りから指摘を受けることもなかったかもしれませんが、社会へ出て働くことになると、独り言は一緒に働く方への迷惑になりかねません。
まずは自覚をすることが大切です。
医師や会社の上司、支援員、家族からの指摘をしっかりと受け止めて、自分に合った対処方法を見つけていくことをお勧めします。