【ブログ】精神・発達障害「仕事が長続きしない人が就労継続する方法」
障害のある方で「仕事が長続きしない」という悩みはよく耳にします。
「次の会社では長く働きたい」
そんな希望を叶えるためには、なぜ続かないのか原因を追求することが必須だと思います。そのため、表題の回答は一つではなく、人それぞれ回答が違うということになります。
では原因別に就労継続させる方法という感じでまとめて見ます。
① 人間関係で疲れてしまう
よくある原因
- 相手の言葉を深く考えすぎてしまう
- 雑談やコミュニケーションが苦手
- 上司や同僚に相談することができない
- 周囲の人の感情に敏感で疲れてしまう
長く働くための方法
- 「分からないことは質問する」など、職場での基本的なコミュニケーションを練習する
- 苦手な場面を具体的に整理しておく
- 困ったときに相談できる相手をあらかじめ決めておく
- 必要に応じて、障害者雇用や合理的配慮を利用する
② 仕事の指示がうまく理解できない
よくある原因
- 一度に複数の指示を出されると混乱する
- 曖昧な指示が苦手
- 分からなくても「分かりません」と言えない
- 作業の優先順位をつけるのが難しい
長く働くための方法
- 指示をメモする習慣をつける
- 「①○○をする→②△△をする」のように作業を整理する
- 分からないときは自己判断せず確認する
- 「具体的な指示」「一つずつ指示してもらう」など、自分に合った配慮を相談する
③ 集中力が続かず、ミスが増えてしまう
特にADHDなどでは、集中のコントロールや注意の切り替えに難しさを感じることがあります。
長く働くための方法
- 自分が集中しやすい時間帯を把握する
- 作業を細かく区切る
- チェックリストを活用する
- ミスが起こりやすい作業では、確認するタイミングを決めておく
- 仕事内容を選ぶ際に、自分の得意・不得意を考慮する
④ 疲れやすく、仕事から帰ると何もできなくなる
よくある原因
- 職場で必要以上に緊張している
- 人とのコミュニケーションで大きく疲れる
- 感覚過敏などによって職場で消耗する
- 睡眠や生活リズムが安定していない
長く働くための方法
- 「仕事ができるか」だけでなく「無理なく続けられるか」を考えて仕事を選ぶ
- 睡眠・食事・服薬などの生活リズムを整える
- 休憩を適切に取る
- 通勤時間や勤務時間も含めて負担を考える
- 必要に応じて勤務時間や休憩について職場に相談する

⑤ 自分に合わない仕事を選んでしまう
これはかなり重要なポイントです。
「就職できればいい」と考えてしまうと、就職後に仕事内容が合わず、短期間で退職してしまうことがあります。
長く働くための方法
- 過去の仕事で「つらかったこと」を振り返る
- 反対に「比較的楽にできたこと」も整理する
- 得意・不得意を明確にする
- 職場環境や仕事内容を就職前に確認する
- 可能であれば実習や職場体験を利用する
例えば、「人と話すのが苦手だから、できるだけ人と関わらない仕事」だけで決めるのではなく、「電話対応は苦手だけど、決められた手順で人とやり取りすることはできる」というように、自分の特性をより具体的に把握することが大切です。
⑥ ストレスを溜め込んでしまう
よくある原因
- 嫌なことがあっても我慢してしまう
- 周囲に相談できない
- 自分の限界に気づきにくい
- 「仕事だから我慢しなければ」と考えてしまう
長く働くための方法
- 自分がストレスを感じる状況を把握する
- ストレスが大きくなる前のサインを知る
- 定期的に相談する習慣を作る
- 自分なりのストレス解消方法を見つける
- 「限界になるまで頑張る」のではなく、早めに相談する
⑦ 生活リズムが崩れて仕事に影響する
よくある原因
- 夜更かししてしまう
- 朝起きられない
- 休日に昼夜逆転してしまう
- 仕事とプライベートの切り替えが難しい
長く働くための方法
- 就寝・起床時間をできるだけ一定にする
- 休日も大きく生活リズムを変えない
- 就職前から通勤を想定した生活をする
- 睡眠時間だけでなく、食事や入浴なども含めて生活リズムを整える
⑧ 「完璧にやらなければ」と頑張りすぎる
発達障害や精神障害のある方の中には、仕事で失敗しないように頑張りすぎてしまい、結果的に心身が疲れてしまうケースもあります。
長く働くための方法
- 100点を目指しすぎない
- 「最低限ここまでできればOK」という基準を作る
- 分からないことを一人で抱え込まない
- 疲労が蓄積しているときは休む
- 自分の得意な部分を活かせる仕事を探す
まとめ
いかがでしたか。自分に当てはまる項目はありましたでしょうか?
今回様々な原因を例に挙げてみましたが、どれも真面目な性格・特性であればあるほど複数の項目に当てはまる方が多いのではないかと思います。
真面目な方はルールを乱さない代わりに、思考が固くなり柔軟性に欠けてしまうという欠点があります。そのため「〇〇しなければならない」という考えに至ってしまうんだと思います。頑張りすぎるのもそうですよね。
また変形シフトに対応できないのも柔軟性が低いからこそかもしれません。
まずは自分に当てはまる項目の長く働くための方法を試してみてください。
ポイントは無理をしないことです
仕事とプライベート
会社と自宅をしっかりと切り分けることが大切だと思います。
-1024x236.png)

