【ブログ】精神・発達障害「病院選びよりも大切なこと」
精神・発達障害やうつ病などのメンタル疾患のある方で、全然良くならないと、いくつものクリニックを転々とされている方は少なくありません。確かに病院ごと、医師ごとに診断が変化したり、診療方針や処方される薬の種類に違いはあるかと思います。
しかし今回お伝えしたいポイントは、一度自分にも目線を向けてほしいという内容です。
自分の症状や病状を細かく医師に伝えることができているか?がとても重要です。
特にメンタルが弱い方は以下のような理由から医師に対して遠慮しがちになる傾向があります。
- 今更こんなこと言ったら怒られるのではないか...
- 診察で医師を目の前にすると何も言えなくなってしまい、いつも「特にありません」で診察が終わってしまう...
- 症状を伝えたら、また薬が増えてしまうのではないかと不安になる
- 毎回症状が変わるので、伝えるのが面倒
- いつも病院へ行くと、伝えることを忘れてしまう
- そもそも症状をまとめて伝えるのが困難
- 自分では問題ないと思っている
病院や医師に原因があるのではないかと、クリニックを変える前に、医師に症状などをちゃんと伝えることができているかどうかを確認してみてください。
もし、しっかり伝えることができていないのであれば、どこのクリニックへ行っても同じことの繰り返しになってしまいます。
もちろん医師と患者さんの関係とは言えど、一人の人間と人間なので相性もあるかと思います。そもそも生理的に受け付けないならすぐに変更した方がいいかもしれません。
では、上記の理由から医師へ症状を伝えることができていない方への対処法をお伝えします。

① メモを活用しましょう
1ヶ月、もしくは2ヶ月に1回の通院は貴重です。
しかも診察は数分程度で終わってしまうのが通例
だったら、事前に最近の症状をメモしていくのがオススメです。
メモを見てすぐに伝えやすいよう、症状を箇条書きにしておきましょう。
悪いことだけでなく、良いことを伝えるのも大切です。
例えば、
- 雨の日は頭痛が多かった
- 人からこんなことを言われてフラッシュバックして動けなくなった
- 今は就活中だが、こんなことが不安で眠れなくなっている
- 1時間ウィーキングをしたら気分が良くなった
など、前回の診察から今回までに起きたことや、よく出る症状でもいいので
しっかりと伝えることが大切です。
メモは病院へ行く前日に一気にまとめるのではなく、普段から症状をメモしておくのが良いでしょう。
② 家族や支援員に付き添ってもらう
自分一人だと何も伝えられない、もしくは「問題ありません」で終わってしまう
そんな方は、あなたのことをよく知っている人に付き添ってもらうのもありです。
福祉施設に通っている方なら、通院同行をしてもらえるところもあります。
家族よりも支援員のほうが、よりリアルな目線で症状を伝えてもらうことが出来る可能性が高いです。
自分では問題ないと思っていたとしても、支援員の目から見たら医師に伝えたほうがいいことがたくさんある場合もあります。
③ 薬の反応もしっかり伝えよう
医師は薬の反応を見ながら調整していきます。
そのためには、患者さんから薬を使った反応を聞くしか手段がありません。
自分の症状に合った適切な薬を処方してもらうためにも、薬の反応をしっかり伝えることはかなり重要です。
もし記録をつけられるのであれば、記録をつけるのもありだと思います。
まとめ
メンタル疾患は、見た目では判断ができません。
たとえベテランの医師であっても少ない情報だけで診断することは難しいと思います。
病院へ行けば治してもらえるという捉え方をしてしまうと、お互いに良い診断はできかねると思います。
この病院はダメだ、この医師とは合わないから病院を変えたいという考えに至る前に自分も医師へ伝える努力をしてみてください。
病気の回復は医師と患者の信頼関係が必要不可欠だと思います。


