【ブログ】発達障害「次のことを考えながら行動することが困難」
発達障害のある方はマルチタスクを苦手としている方が多いです。
マルチタスクというと、一度に複数のタスクを抱えるイメージがありますが、
逆に言うと、「一つのことにしか集中できない」という見方もできます。
例えばカレーを作る時
鍋に入れた水を沸騰するまで火にかけます
その間に野菜を切って、肉と一緒にフライパンんで炒める準備をしますが
この特性がある場合、野菜を切ることに夢中になってしまい、火にかけた鍋を忘れて沸騰し吹きこぼれてからようやく気づきます。
このような特性がある場合、たとえレシピなどマニュアルを見ながら行ったとしても同じような状況になってしまう可能性が高いです。なぜなら、レシピにも同じように鍋に火をかけながら野菜を切るという指示があるからです。

ではこれを仕事に置き換えます。
仕事でもカレー作りと同様な指示やマニュアルが存在する場合があるかと思います。
では実際の職場(障害者就労を想定)ではどのような対処や工夫をしたらいいかいくつかあげてみます
① 一つずつ指示をもらうような配慮をいただく
自分で障害特性を上司や先輩に伝えた上で配慮をお願いすることは大切なことだと思います。
もし2つ以上の指示をもらってしまった場合は、どちらから先に行うべきかを確認しておくことも重要です。
② 独自のオリジナルマニュアルを作る
自分が作業しやすいマニュアルを自分で作るのは素晴らしい工夫だと思います。
特別な資料を作ると考えると単純にタスクが増えてしまいますので、簡単なメモ書き程度でもいいので、順番にやることをまとめるだけでも仕事がしやすくなるかと思います。
③ 指示をもらいすぎないようにする
自分からタスク数を制御することも大切です。
先輩や上司はあなたが今抱えているタスク量を全て把握しているわけではありません。これ以上の指示をもらってしまったらキャパオーバーになってしまうと思ったら正直に先輩や上司へ伝えることも重要です。
「現在〇〇と〇〇のタスクを抱えていますので、終わったら自分から声を掛けてもよろしいでしょうか?」などと、タスクを抱えすぎないよう業務量の管理を自分で行うことはとても大切です。
まとめ
仕事をミスなくできるようにするため訓練をして準備を整えることも重要ですが、事前にスキルアップしておくことには限界があります。
次にやることを考えながら仕事を行うことができないと自分の特性を理解したのであれば、その特性を踏まえた上で、自分で出来る工夫や対処方法について準備しておくことの方が入社後必ず役に立つと思います。
そして障害者就労だからと言って、その特性に対して手厚い配慮を期待するのはおすすめしません。
そこに対して期待をしてしまうとあなたの成長の為によくありませんし、数年後あなたが先輩になった時苦労するでしょう。自分で出来ることはまだまだあると思います。


