【ブログ】精神・発達障害「決断力が低くなりがち」

  • 指示通り実行したが合っているかどうかを自分で確認することが出来ない。
  • どれが正解なのか?と考えてしまう為、自分で選ぶことが出来ない。
  • 成功体験が少ない為、何事にも自信が持てない。
  • これまで自分で判断したことに間違っていることが多く、何度も注意や叱責をされてきた経験から自分で判断できなくなってしまった。
  • 場所によってルールが違うことについていけない。
  • 判断基準が曖昧な場合に理屈を元に判断することが出来ない。

社会に出て就職をし、仕事をしていく中で、都度上司や先輩に確認してもらったり、何度も質問してしまうのはあまり得策ではありませんし、会社側にも迷惑をかけてしまいます。

ではどうすれば良いのでしょう?
まずはどこまで自分で判断できるのかを自己分析する必要があります。

① 初めて行うことだけサポートをもらえれば、2回目以降は自分で判断可能

このような方は、一般でも就労が可能と思われます。
誰しも初めて行うことは経験がありませんので、分からなくて当然だと思います。教えてもらう中で、メモを取ったり、早い段階で不明点をクリアにするなどの工夫が出来る方なら一般就労でも頑張れそうですね。
一般就労が可能かどうかの判断は、自発的に行動できるかどうかです。

② マニュアルがあれば自分一人でも判断できる

一般就労でもマニュアルが明確な仕事はあります。
比較的大きな企業であったり、工場など同じことを繰り返し行うような仕事であれば明確なマニュアルが存在すると思います。
特に工場は、無駄を省くため最適解を目指したり、事故を防ぐためマニュアルが作られているところが多いです。マニュアルがあれば自己判断できるという方は、仕事内容をしっかり確認しましょう。

③ 都度確認をしてもらわないと作業を行うことが出来ない

このような方は、障害者就労を検討してみて下さい。
もしくは自己判断の必要ない仕事を選ぶのもアリです。

もし障害者就労を選ぶ場合は、一定の理解や配慮をいただくことが出来ます。
だからと言って、毎回毎回確認してもらったり、何度も何度も質問が出来るかと言ったら、そうではありません。
ココだけ配慮してもらえたら問題なく業務を行うことが可能です。という心構えが大切です。
そのためにも、ココだけが何なのかを自分で認識しておくことが重要です。

まとめ

どのフィールドであっても、学習する努力や工夫はとても大切です。
毎回同じことで注意されてしまったり、いつも同じ質問を繰り返してしまうようであれば、それは学習する努力が足りないと思います。

どうしても覚えられないなどの特性をお持ちであれば、それをカバーするための工夫する努力をしましょう。
メモを上手に使ったり、自分で判断できるようになるにはどうしたらいいかを常に創意工夫していくことが上司や先輩への信頼につながると思います。
信頼されるようになれば、徐々に自身もついてきて少しずつ自己判断できるようになれると思います。

就労移行支援未来フィールドのバナー

Follow me!