【ブログ】感覚で仕事をする時代ではない

近年よく耳にする言葉「エビデンス」
証拠となるデータをもとにプランしたり、実行することが当たり前の世の中になってきました。
タイパやコスパの時代になり、出来る限り失敗せず確実に成果を出せるよう信頼ある「エビデンス」の元、仕事をするようになりました。

昔は「感覚」で仕事していた

自分は前職、アパレル店でマネジメント職を行っておりましたが、上司からは常に「感覚」で仕事をするなと言われていました。

自分がまだフルタイムの契約社員だった頃は、「感覚」で仕事をしていました。

お客さんが手に取りやすい商品や、実際に店頭からサイズが欠けやすい商品などを見たり、人気の商品のデザインや色を経験の中で売れる、もしくは売れやすい商品の傾向をつかみ、間違いないという感覚を持って行ったんだと思います。

そしていつの間にか、実際のデータを見ることなく「感覚」を元に、この商品は人気だから手に取りやすい場所に配置しよう、この商品は売れないから後ろに配置しようなど商品のレイアウトやマネキンに着せる商品を選んでいました。

「感覚」と「実データ」の違い

しかし、データをしっかり見ることの重要性を知る上司に変わったとき
データをしっかり見ていないレイアウトだという指摘を受けたのです。
上司は自分のお店のデータをしっかり読み込んだ上で来られたため、データ通りのレイアウトになっていないとすぐに分かったのでしょう。

自分はこれまでの経験から、売れているだろう、売れていないだろう、もしくは売れるであろうと変な自信からデータを見ることなく売り場へ反映していましたが、指摘を受け実際にデータを見てみると、自分のこれまでの「感覚」は見事に崩れました。

あまり売れていないと思っていた商品がけっこう売れており、売れているであろう商品があまり売れていないなどの現象が見られたのです。
また、常に置いてあるようなベーシックアイテムなども、コツコツ売上が立っており、この商品群もしっかりサポートしていかないともったいないということがよくわかったのです。

映画「マネーボール」

これと似た描写をしている映画があります。
ブラッドピット主演の野球映画「マネーボール」では正に今回と同じ話が描かれております。

昔は選手を選ぶ際、「ベテランの勘」というものを使って起用する選手や、スカウトする選手を選んだりしていましたが、体格や投球フォーム、球のスピードやバットスイングの速さで判断するのではなく、これまでのデータをもとにより出塁率の高い選手を選んだり、故障率の低い選手を選ぶことで、低予算でワールドシリーズ出場を果たすことが出来たという実話をもとに描かれている作品です。

まとめ

自分のこれまでの経験や感覚ももちろん大切ではありますが、そこに対して数値などの「エビデンス」が乗っかってくることで、周りに対する説得力も証明することが出来ますし、よりプランに近づいた結果を得ることが出来ると思います。

そのためにも、日ごろからデータを見る方法や、データを収集する方法を知っておくことが大切です。
素早くまとめることが出来るシステムなどを構築してもいいかもしれません。

何を実行すべきか?迷った時はデータを見るべし!必ず答えが見つかります。

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