【ブログ】発達障害「接客業は相性が良くない?」

接客業は直接お客様の反応を感じることが出来るため
達成感を直に感じることが出来るのがメリットです
反面、繁忙期やピークタイムなどかなり忙しく体力仕事でもありますし
様々なお客様へマルチに対応する能力が求められます。

そんな接客業は発達障害の方には向いていないかもしれない理由をいくつかあげてみたいと思います。

接客業に求められるスキル

  • 対手の立場に立って考えられる能力(脳力)
  • 冷静に対応できるメンタル
  • ストレス耐性力と発散力
  • 臨機応変に対応できる頭の回転力

接客業は様々なお客様のニーズに瞬時に対応していく必要があります
マニュアルが用意されている企業はもちろんありますが、お客様への対応ごとマニュアルを確認している時間はありません。
また繁忙期や忙しい時間帯では、お客様も感情的になりやすいです
混雑状況にイライラしたり
満足の行くサービスを得られなかったとき怒りを表したり
そんな感情的なお客様に対しても冷静に対応する必要があるため、メンタルの強さも必要になってきます。

発達障害の方の特性としては以下

  • 相手の気持ちを察することが困難
  • 自分が感情的になってしまう
  • ストレスを溜めやすく、発散しにくい
  • マルチタスクが苦手、一つ一つ指示が欲しい

接客業に必要なスキルとは正反対な特性が見られます
最近は効率的なオペレーションシステムが導入されている店舗も増えてきたため昔ほどマルチタスクを求めらなくなってきております。
レジはセルフ
補充はあらかじめ補充する分が用意されている
店員からの声掛け(接客)はあまりなくなっている
と店員さんのタスクは簡素化されつつありますが、それでもお客様からの要望や質問に対し出来るだけ早く回答をしていく必要があります。

特に忙しい時間帯には、他の従業員の助けを求めることが困難な場合も多いため自分で何とか対応していく能力や知識も必要になってきます。

マルチは苦手だけど接客は好き
そんな方は、出来るだけ大きなお店や企業で働くことをお勧めします
タスクが分散化されていることが多いため、自分がまかされた分野のみ対応すれば問題ないところもあります。
例えば、レジ打ちのみとか、商品の補充のみなど
特定のエリアやタスクに分けて求人票を出している企業もありますので、興味のある方はチェックしてみて下さいね。

接客業は直接お客様から感謝の言葉を頂けることが一番の達成感です
また人と会話することに喜びを感じられる方にも向いているかもしれません。

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