【ブログ】今日のSST講座「間違えやすい敬語」
今日は敬語について学びましたが、この記事では間違えやすい敬語について紹介したいと思います。
① 了解しました。
「了解」は部下や後輩などに使う言葉です。
たとえ「了解しました。」と丁寧な言い方に言い換えたとしても、目上の人(上司や先輩)に対して使うことは失礼になりますので、気を付けましょう。
② ご苦労様でした。
①同様、目上の方に対して使うと失礼になります。
昔、お殿様が配下の者に対して苦労を労うときに使っていた言葉だそうです。
「こたびの戦、ご苦労であった!」
戦国時代ものの映画などで、このようなセリフを聞いたことがあるかと思います。
上司や先輩に対して苦労を労う言い方はしないので、こちらも気を付けましょう。
個人的には、配達員の方に対して使うのもあまり良くないかなと思います。
もちろん自分がお客さんで配達員さんは店員さんみたいな関係かもしれませんが、配達員の方に対して「いつもご苦労様です」と伝えるということは、自分が上の立場に立つということにもなるかなと思います。
なので、配達員さんには「いつもありがとうございます。」と伝えた方が相手に気持ちが伝わるんじゃないかなと思います。

③ ○○になります。
レジでお客様に対して、「100円のお釣りになります。」もしくは、
「こちら、ご注文いただいたハンバーグ定食になります。」
これは間違った使い方です。
「なります。」=「成ります。」のため、何かに変化するときに使う言葉です。
そのため、上記を訂正すると
「100円のお釣りでございます。」
「ハンバーグ定食でございます。」と言いましょう。

気づかないうちに上司や先輩に対して失礼な言い方をしてしまっているかもしれません。特に今回紹介した言葉は、間違えて捉えられやすい言葉ですので、間違って使っていた方はいつか役に立つかと思います。


