【ブログ】うつ病・不安障害「確率の低いことでも心配になって不安でしかたない」
精神障害のある方に多い特性として、「不安や心配になりやすい」があります。
そのような特性をお持ちの方は、めったに起こることのない低確率なことであっても不安になってしまい、結局何もできないという症状があります。
例えば、飛行機が墜落する確率は約1100万〜580万分の1と言われています。宝くじで1等が当たる確率と同じくらいとも言われています。
そんなあたるはずもないような確率で合っても墜落したらどうしようと不安で包まれてしまうのです。
なぜそのような思考になってしまうのでしょう。
なぜ心配・不安になってしまうのか?
脳の危険感知システムが過敏になっている
不安な情報に過剰反応して、リスクを大げさに認識してしまう。
不安を感じやすい方は想像力が強すぎる傾向もあり、不安なことに対して深く追求してしまうのです。逆に言えば集中力が高く頭脳明晰であたまの回転が早いとも言えます。
確率よりもイメージが強く残る
想像力が豊かであるからこそ「墜落」という恐ろしいイメージが強く頭の中に残ってしまい数値的な確率よりも優先されてしまうようです。
過去の経験やニュースの影響
メディアの報道や周囲の体験談が「自分も起こるかも」という感覚を強める。
コントロール感の欠如
自分で防げないことほど不安になりやすいです。自分で対処できない不安です。

心配を軽くする方法・対処法
情報を適切に理解する
実際の確率や統計を紙やスマホで確認して、「数字で見る」と安心感が増す場合もある。SNSなどの不明確な情報を多く見過ぎてしまうのも良くありません。
不安を書き出す
心配事を紙に書き出すことで頭の中が整理されます。もちろん人に話すことも効果的です。心配事や不安事は溜め込むと積み重なって大きく膨らんでしまいますので、アウトプットすることは大切です。
呼吸法やリラクゼーション
深呼吸や軽い運動で身体の緊張をほぐす。
気分を変えるには行動を変えることが効果的です。運動以外にも好きな音楽を聴いたり、おいしいものを食べるなどして気分転換するのも有効な対策です。
不安を受け入れる
これは上級対処法ですが「不安は心の警告サイン」と捉え、無理に消そうとしない方法もあります。あえて不安と向き合うってやつです。
小さな行動でコントロール感を持つ
例:飛行機の座席を選ぶ、手荷物を整理するなど、自分でできる準備をするなどの物理的な対処法は少し安心感湧くかもしれませんね。
これを持っているとメンタルが落ち着くというお守り効果のあるアイテムも効果的です。
まとめ
「心配してしまうのは脳の仕組みのせい」と知るだけでも安心になりますし、確率は低くても、不安への向き合い方で心の負担を軽くできます。
不安になりやすい特性を無くすことは難しいので、自分に合った対処法や工夫を見つけることから始めてみて下さい。
個人的には、まず悪い情報を入れないことが大切だと思いますので、デジタルデトックスが効果的だと考えます。
昨今SNSなどインターネットを通じて処理しきれないほど多くの情報が飛び込んできてしまうので、不安や心配を感じやすい方はこれらのコンテンツにも上手に付き合っていく必要があるかと思います。


