【ブログ】発達障害「自分で確認することが不安」
過去の経験や発達障害の特性から自分自身で確認をして次に進むことを苦手としている方は少なくありません。
今回は、そんな方の思考の原因や対処法についてまとめてみようと思います。
⓵ なぜ自分で確認できないのか
◆ 判断基準を内在化できていない
- 「何をもってOKなのか」が自分の中にない
- 過去に正解を自分で決める経験が少ない
- 学校や職場で「指示通り・正解通り」が求められ続けた
結果として「自分で決める=間違えるかもしれない=怖い」という認知が形成されやすいです。
◆ 失敗経験の蓄積
- 確認せずに失敗 → 強く叱責された
- 間違いを指摘された経験が強く記憶に残る
精神障害・発達障害の方はネガティブな経験を一般化しやすいため、
「また失敗するかもしれない」「自分の判断は信用できない」と考えやすくなります。
◆ 認知特性の影響
- 曖昧さに耐えにくい
- 0か100かの思考
- 正解が1つでない状況が苦手
この場合「自分で確認=曖昧な判断」になるため、強い不安を感じやすくなります。

⓶ なぜ何度も確認してしまうのか
◆ 不安 → 確認 → 一時的に安心 → また不安
いわゆる不安のループです。
確認すると安心できる、でも安心は長く続かない
不安になると、また確認する
本人にとっては「確認しない」ことの方がリスクが高いと感じていることが多い。
◆「確認=悪いこと」ではない
重要なのは、確認行動そのものは自己防衛として合理的という点です。
ただし、頻度が多すぎたり自分の判断を一切使わない状態になると、成長が止まってしまいます。
③ 自分で確認できるようになるためには
◆ すぐ確認する前に「10秒止まる」
いきなり「これ合ってますか?」と聞く前に、
今、自分は何が不安なのか、どこまで分かっているのかを頭の中で整理します。 たった10秒でOKです。
◆「自分の答え」を必ず1つ持つ
確認するときは
❌「分かりません」
⭕「◯◯だと思いますが、合っていますか?」
これだけで“自分で確認している”状態に近づきます。
◆ 過去の成功を思い出すクセをつける
前にも似た作業をできた
前回は大丈夫だった
脳は失敗だけを強く覚えます。
意識的に成功を思い出す訓練が必要です。
まとめ
病気や障害特性によって原因や対処法は個々に違ってくると思いますが、全ての方に当てはまることは、克服することは可能だということです。
克服するためにはたくさんの成功体験が必要だと思います、そのためには1つの仕事を長く安定して続けることがとても大切ではないでしょうか。
自信がつけば自分で確認することが出来るようになり
自分で確認することが出来るようになれば、先輩や上司に確認することも減るでしょう。
そして自分が後輩の確認をする立場になれると思います。


