【ブログ】EXCELは上級まで学習しよう
当事業所ではマイクロソフトオフィススペシャリスト(以下MOS)の資格取得を目指すことが出来ます。
EXCEL MOSには2種類のレベルが存在します。
⓵ MOS EXCEL スペシャリスト(一般レベル)
対象:基本的なExcel操作を習得したい人向け
出題範囲:Excelの基礎~標準機能
レベル感:「事務職でExcelを使うなら必須の基礎力」
【主な内容】
- ワークシートやブックの管理(保存、印刷、ページ設定など)
- セルの入力、編集、書式設定
- 基本的な数式・関数(SUM、AVERAGE、IFなど)
- テーブルの作成と書式設定
- 基本的なグラフ作成・編集
⓶ MOS EXCEL Expert(上級レベル)
対象:高度なExcel機能を使いこなしたい人向け
出題範囲:Excelの応用・高度機能
レベル感:「分析・レポート作成など専門性の高い業務にも対応できる力」
【主な内容】
複雑な数式や関数(VLOOKUP/XLOOKUP、INDEX、MATCH、論理関数の組み合わせなど)
高度な条件付き書式
ピボットテーブルやピボットグラフの作成・分析
高度なデータ分析(What-If分析、シナリオマネージャー、データ統合など)
マクロの基本的な活用

多くの方がEXCELスペシャリストを取得されますが、個人的にはEXCELエキスパートの中身を重要視しています。特にエキスパートでは仕事に役立つ関数や機能を豊富に学ぶことが出来るからです。
資格取得に興味がない場合でも以下の関数や機能は習得しておくことをおススメします。
1.VLOOKUP関数
表示させたい場所に関数を入力することで、ミニコード表のIDや商品番号などに対応した商品名を表示させることが出来るとても便利な関数です。
特に大きな表を作成するときに非常に役に立つためおススメです。
2.マクロ
一つのボタンに複数の動作を記録できるのがマクロです。
例えば、A1~G10まで選択して、背景色を水色にして、罫線を格子で引く
という操作をマクロに記録しておけば、ワンボタンで3つの動作を一瞬で動かすことが出来るのです。
名前の降順ボタン、IDの昇順ボタンなど並び替えを瞬時に行うことの出来るボタンとか便利ですよね。
これもデスクワークにて役立ちます。
3.ピボットテーブル、ピボットグラフ
特にデータを分析するとき非常に役に立つ機能です。
ピボットテーブルという機能を使うことで、表を様々な形に変えたり、表示させたりデータのみ表示させたりできるため、項目ごとに表を作り替えることなく、確認したいデータごとにチェンジ出来る優れものです。
多くのデータを分析したりするときに役立ちますので、販売業などに重宝します。
4.条件付き書式
売上5000円以上の行を黄色にするなど、あらかじめ設定を仕掛けておくことで、数値を入力するだけで設定したルールに従って色がつくのでとても便利です。
これもデータ分析や、資料作成などにも役立つと思います。
まとめ
このようにMOS EXCELエキスパートには仕事の役に立つ関数や機能が多く存在します。今すぐ役に立たないとしても、店長や管理者などのポジションになったときはデータ分析や売り上げを上げるための原因追及に役立つこと間違いありませんので、学習しておいて損はないと思います。
