【ブログ】反抗期って単なる自我の目覚めではないか

とある方が表題のような問題定義をされており、自分も気になりました。

反抗期とは...

子供が心身の成長に伴い自立心が強まり、親や周囲の大人の価値観や指示に対して反発するようになる時期のことです。自分らしさを確立するための自然な成長過程の一つとされています。

そもそも一般的にはこのような意味でとらえられているかと思いますが、今回表題の定義に対して、自分も思うところがあります。

反抗期というと親に反発をするというイメージが強いのですが、別に親に対して意味なく反発しているわけではありませんし、理由なく親と対立をしているわけでもないと思います。

人間が自我を持つようになる時期は人によって異なりますが、物心つく頃に自分が考える力が身に付いてくるというか、自分の性格がはっきりしてくる感じですよね。

それまでも自分の考えや性格みたいなものがあったかもしれませんが、言葉が分からずうまく表現できなかったり、親の考え方と自分の考え方の違いについて気づいていなかっただけかもしれません。

つまり、反抗期という時期は人間が自我を持つようになる時期

  • 自分の性格や考え方がはっきりしてくる時期
  • 親と自分の考え方の違いが分かってくる時期
  • 言葉を理解することで、今まで表現することが出来なかったことが出来るようになる時期

このように考えます
ということは別に親のことが急に嫌いになったわけではなく、親と対立をしたいわけでもないんですよね

ただ、自分の考え方と親の考え方に違いを感じていて、今まで伝えることが出来なかったことが伝えられるようになっただけなんじゃないかな。
でもまだ、それを冷静に伝えられるような経験値が少ないため、結果的に感情的に伝えることで、反抗していると思われてしまう感じ。

また、親側にもこのことを理解してもらえれば、もっと深いコミュニケーションが出来るかもしれません。
自分の子供に自我が出始めたとき、一人の人間として接するようにすることも重要だとする考え。いつまでも幼少期と同じような扱いや、捉え方をしてしまうと、親子の関係がぎくしゃくしてしまったり、話さなくなってしまうのではと考えます。

日本人は特に子離れが遅いですよね。
親がいつまでも子供を子供扱いしてしまうと子供は思ったことを伝えづらいですし、一人の人間として接しづらいと思います。
一人の人間として接するようにしないと、お互いに恥ずかしい感覚がなくならない為、密なコミュニケーションになりづらいですよね。親子なので血はつながっていますが、脳が繋がっているわけでもなく、人格や思考は全く別人ですからね。

反抗期という言葉も良くないと思います。
せっかく幼少期から大人になる段階なので、ネガティブなワードではなく、もっとポジティブな表現をすべきだと思います。
そうすることで自然な成長期を過ごしていけるのではないかと思います。

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