【ブログ】精神障害「休まないことが最も優れたスキルです」
メンタルに疾患を持つ方の中には、体調が安定しない方が少なくありません。
一般就労ではなかなか続かず障害者就労を選択をされる際、最も重要視してほしいことは「仕事を休まないこと」です。
これは障害者就労に限らず、一般就労でも同じことですが、レベルの高い仕事を出来るスキルや、国家資格を持っていたとしても、度々仕事を休んでしまうようでは、会社からの信頼は下がってしまいます。
近年、会社の人件費はどんどん削られており、どの業態でも最低限の人数で運営している企業がほとんどです。なぜなら人件費が一番削りやすく、無駄にもなりやすいからです。
そんな貴重な人件費を投資していただいているにも関わらず、度々休んでしまう社員がいるとシフトも組みづらいですし、せっかく立てたプランも崩れてしまいます。
フルタイム勤務がキツイならパートタイムで
例えばこの2つを比べてみましょう。
Aさん)フルタイム勤務
- 毎月平均5日間ほど欠席
- 毎月のトータル勤務時間:約120時間
Bさん)パートタイム勤務(週4日:1日6時間)
- 欠席をすることなく週4日勤務
- 毎月のトータル勤務時間:約96時間
Aさんの方が120時間働いているため、Bさんよりも頑張っている感じに見えますが、実際は欠席することなく勤務できたBさんの方が評価が高くなります。
このようにパートタイムであれば、休むことなく勤務できるのであれば、まずはパートタイムから頑張ってみるのもアリだと思います。
仕事と休日のバランスが自分にとってどんなバランスが合うかを知ることが出来るかもしれません。
体調を崩してしまう原因が分かれば一番いいのですが、メンタルに疾患を持つ方の多くは体調不良の原因が分からない方が多いので、まずはどのぐらいの勤務であれば、安定して働き続けることが出来るのかを探るのがいいかなと思います。

休まず働くためにやった方がいいこと
⓵ 日々のストレス発散
ストレス発散は毎日行うことが大切です。
ため込んで、土日に一気に発散というやり方だと、身体への負担が大きいです。
平日でもできそうなストレス発散方法を見つけることはとても大切です。
早めに就寝するのもいいですし、気分が良くなる趣味を見つけるのも効果的だと思います。
⓶ 生活リズムの安定
寝る時間と起きる時間を平日と休日同じにしましょう。
土日にたくさん寝るのは避けましょう。月曜日かなりしんどくなってしまいます。
月曜日しんどいと1週間つらいですよ。
⓷ 悩みごとは早めに相談
一人で解決できないような悩みごとは、溜め込まないようにしましょう。
悩みは日ごとに大きく膨らんでしまいます、出来るだけ早めに人に相談することが大切です。解決できない問題であっても、人に話すだけでもかなり楽になると思います。
⓸ 気分が落ち込んでいるときこそ出勤しましょう
気分の落ち込みは休んでも治らないことが多いです。
むしろ、一人で考える時間が増えて悪化しかねません。
気分は行動を変えると変化しやすいので、自宅で考え込むよりも仕事をしていた方が割と気分転換になったりします。余計な思考を減らすためにも、仕事へ行き忙しい環境に身を置くのも一つの解決法かもしれません。
まとめ
仕事で認められたいなら、勤務の質より勤務量です。
休まず出社することで上司や先輩から信頼を得ることが出来ます。信頼を得られるとお仕事もたくさん教えてもらえますし、少しずつ自身もついてきます。気づいたら仕事の質も向上しているでしょう。
フルタイムがキツイならパートタイムから始めてみてください。
どんなことでも継続することが大切だと思います。


