【ブログ】発達障害「メモ上手になれば安定した就労が出来ます」
発達障害 特にADHDの特性として注意欠如や物忘れがあります。
そのため今回の記事では、メモを取る習慣をつけることを強くお勧めしたいと思います。
一つのことに集中しすぎてしまうことで、人から話しかけられても気づかなかったり、Aの作業中、Bのことが気になり、気づいたらBに集中してしまいAの作業は忘れてしまうなどの特性を持つ方が少なくないようです。
まずは自分にそのような特性がないか確認しよう
自分だけで確認することは難しいでしょう。
なぜなら、自分は気づいていないからです。
学校の先生や家族、会社の上司や先輩から指摘をされて初めて気づくこともあるかと思います。
過去にそのような指摘を受けたことはないか、思い出してみましょう。
もしくは直接聞いてみるのも大事なことだと思います。
人や環境のせいにしない
- 周りの人が悪い
- 配慮が足りない
- 使っている道具が悪い
など、人や環境のせいにはせず、冷静に自分を見つめなおすことが大切です。
これから社会へ出て安定して働き続けるためには、何よりも自分のことを知ることが大事ですので、落ち着いて自分に目を向けてみましょう。
自己理解出来たらメモを取る習慣をつけましょう
- 自分は物忘れが多い
- 他のことに夢中になって指示を聞き逃してしまう
- 指示を聞いているつもりだけど、頭に入ってこない
こんな特性への対処法は「メモ」です。
苦手な部分や不得意な部分をツールで補うことは長く働き続けるための工夫です。
ただし、使い方を誤ってしまうと逆に困惑してしまうため、きちんとした使い方を学ぶことが大切です。また使い慣れることも重要です。

メモをどう使ったらいいのか?
⓵ メモ帳は1冊にしましょう
メモ帳を種類ごとに分けたりするのはお勧めしません。
どこに何を書いたのか分からなくなってしまうためです。
出来れば、少し大きめのノートを1冊用意しましょう。
A4だと大きすぎるので、A5かB5サイズくらいがいいかもしれません。
⓶ 日ごとに管理すると使いやすい
まずは日付を一番上に記入し、その日受けた指示、やらなくてはならないことを記入していきましょう。
見やすく箇条書きにすると良いでしょう。
指示が完了出来たらチェックし、完了したことを忘れないようにしましょう。
チェックできていないところはまだ完了していないため、忘れることも減りそうですよね。
⓷ メモを使い続けることで上手になってきます
最初はメモを取るのが苦手な方も、毎日継続することでメモの取り方が上手になってくると思います。
どうなったら上手になったか?というと
- メモを取るスピードが上がる
- 少ない文章でメモを取ることが出来る
- 仕事の指示を忘れずに行うことが出来るようになる
上記3つのことが出来るようになったら、あなたはメモ上手になり
そのころは仕事も一人前に出来るようになっているかと思います。
まとめ
メモは仕事が出来ない人がすることではありません。
「覚えられないからメモをする」「新人だからメモを取る」という捉え方は間違っています。
むしろ逆で、仕事が出来る人こそメモを取っているのです。
自分の立場が上がればおのずと仕事量も増え、スピードも上がってきます。
そのためメモがもっと重要になってくるのです。
メモ上手になることが仕事を長く安定して続けるためのカギになるのではないでしょうか。


