【ブログ】発達障害 あいまいな表現が苦手

自閉スペクトラム(ASD)
注意欠陥・多動性障害(ADHD)
学習障害(LD)
統合失調症

などの障害を持った方の中には、あいまいな表現を苦手とする方が少なくありません
少ない情報から前後のことを予測することが苦手なため、具体的にはっきりと言ってもらえないと分からないことが多いです。

例えば冗談が通じなかったりします
冗談のつもりで伝えても、そのまま情報を受け止めてしまうので結果として傷つけてしまうこともあるので注意が必要です。

その他
「もう少し頑張りましょう」といわれても
どのくらい頑張ったらいいかわかりません。
具体的に、80点以上取れるように間違えた問題を出来るようにしましょうなどと詳細に数字など交えて伝えると良いでしょう

「また後で伺います」
後でと伝えると、どのぐらい待てばいいか分からず混乱してしまいます
5分後など具体的な時間を伝えた方が分かりやすいです

このように、あいまいな表現を苦手としている方はこれらの特性を理解した上で仕事探しなどをしていくことをお勧めします。

あいまいな表現が苦手な方にお勧めできない仕事は「お客様を相手にする仕事」です。

お客様はあいまいな表現でお願いをしてくることが多いため、こちらはある程度想像をしながらお客様の考えを察する必要があります

例えばデザイン系ですと
「もっとインパクトのあるデザインにしてほしい」
「なんか違うんだよな」などと言われたり

電気屋さんなら
「もう少し安いのないの?」「一番いいの下さい」

逆にこんな仕事の方が向いているかもという業種
会計や金融など数字を扱う仕事は答えがはっきりしているため、理解しやすいと思います。
またCADなどの設計などの仕事も視覚で理解しやすいため向いているかもしれません
その他、事務職、システムエンジニアやプログラマー、製造業(ラインで組み立て)、医療系(看護師や薬剤師)など

いずれにしても、答えが一つしかないような仕事が向いていると思います
「あいまいな表現が苦手な方」もしくは、「あいまいな表現が苦手な方と同じ環境におられる方」の参考になればと思います。

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