【ブログ】今日のSST講座「報告・連絡・相談」

就職後、組織で働くためには「報告・連絡・相談」が必ず必要になります。
一般的には当たり前のことで、報連相自体に対してのストレスはそこまでないかもしれません。

しかし、精神障害や発達障害のある方にとっては、個々の特性によってはストレスに感じることでしょう。
報告や連絡に関しては、直接業務に対して行うことが多いため、自然と出来るかもしれませんが、問題は相談や質問です。
対人に関して苦手意識のある方にとって、「相談・質問」はハードルが高くなりやすいと思います。

  • こんな話をしたら嫌がられるかも
  • 質問ばかりしたら評価が下がるかも
  • 仕事以外のことは相談しづらい
  • 上司や先輩のことがなかなか信頼できず相談までは出来ない

など、様々な理由から相談や質問をしづらい方は多いと思います。

しかし、出来るだけ長く安定して働き続けるためには、「相談や質問」は非常に重要になってきます。
仕事についての質問は家族や計画相談員・定着支援員にしても、回答を得ることが出来ませんので、直接上司や先輩に質問しないと解決できないでしょう。

そのためにも、まずは自分の特性をしっかりと把握しましょう。
自分から質問することが出来るか?
自分から相談をすることが出来るか?
就職前に練習しておくことをお勧めします。

例えば、飲食店などで店員さんを頑張って呼んでみるとか
本屋さんなどで、店員さんに声をかけて本を探してもらうなど
様々な場所で簡単な練習をすることは可能ですよ。

職場では、上司や先輩からは声をかけてくれません。
分かっていないことも自分から伝えないと、上司や先輩にも伝わらないと思います。
少しずつ練習をしてみましょう。

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