【ブログ】今日のSST講座「勤怠の重要性」

障害者就労において最も重要なことは「勤怠の安定」です

パソコンの資格を沢山持っている
難しいエクセル関数を使うことが出来る
簿記の検定や国家資格なども取得できた
そんな有能なスキルを持っていたとしても、体調やメンタルが不安定になりやすく
たまに会社を休んでしまったり、早退することが多いようでは会社からの信頼が下がってしまいますよね
そのため、「勤怠の安定」が最も重要になってくるのです。

では状況に応じたアドバイスをお伝えします

⓵ 体力は自信があるが、仕事を行う上でのスキルに自信ない
この場合、体調が整っているのであればそのまま就活を始めても問題ありませんが、不安が強いようであれば職業訓練校、もしくは就労移行支援事業所がお勧めです。
一般就労を検討されており病状も安定しているのであれば「職業訓練校」
障害者就労を検討されているなら「就労移行支援事業所」がお勧めです。
どちらも自分のやりたいことに合わせたカリキュラムが用意されていると思います。
書類作成や面接練習など就活のサポートもしてもらえるのも安心です。

⓶ パソコンなど得意だが、体力や体調に自信がない
市役所での相談や医師との相談などを経て
「障害者就業・生活支援センター」へ相談したり
「就労移行支援事業所」へ通うことをお勧めします。
毎日通うことで生活にメリハリをつけ、リズムを取り戻していきましょう。

これはご本人の病状や体調の具合に合わせた対応が重要になってきますので
まずは、かかりつけ医師に相談をしましょう。
その上で、市役所の福祉課でどのような福祉施設があるかを相談すれば、色々と提案してくれるかと思います。
※病状にもよりますが、ずっと自宅にいるのは何も変化しないのでお勧めしません。

⓷ 体力もスキルも自信がない
現在何もしておらず、自宅にこもっているのであれば
まずは一歩踏み出すことが大切になります。

もし通院もしていないのであれば、通院することをお勧めします
メンタルに自信がないのであれば、病院などのカウンセリングを受けるのもアリだと思います。
少しずつでいいので、外部との接点を持ちましょう。
家族以外の人と話をする機会を少しずつ作ることで、外へ踏み出すきっかけが出来ると思います。
何事も少しずつ始めることが大切です

精神・発達障害の方はバランスを取ることを苦手としており、極端な行動になりがちですので、
いきなり沢山のことを始めるのではなく、一つずつゆっくり始めてみましょう。

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