【ブログ】感覚とデータの違いは大きい
「数字は嘘をつかない」とよく言いますが、自分はこれを実感したことがあるため
感覚ではなく、必ずデータを見るようにしています。
自分は前職小売業だったのですが、小売業にとって何がどのくらい売れているかを把握することは売り上げを取っていくうえで非常に重要です。
毎日売り場を見ていれば、何が人気でよく売れているかは一目瞭然ですよね
在庫を何度も補充する商品は人気があり、売れている商品に間違いありません。
そんな毎日を過ごしていると、感覚に頼りがちになってしまいます。
実際に何がどのくらい売れているかをしっかり確認しないと気づかないうちに、よく売れる商品とあまり人気のない商品を決めつけてしまうようになってしまいます。
そこでデータをしっかり見ていくことで、実際の売れ筋が見えてきます。
もちろん人気商品に関してはデータ上でもよく売れていますが
他にも気をつけて見ていかないと売り逃しをしてしまう商品が沢山あることに気づくのです。
また、実際のデータは売り上げをあげるためだけに見るものではありません。
人に対しても大切なんです
例えば、あなたは毎日真面目に一生懸命働いているとします
あなたは会社のルールに従って、さぼることなく今日もいつものように仕事をしていました。すると珍しく同僚が仕事中嬉しそうに話しかけてきました。
あなたも嬉しそうな同僚を見て、仕事中ですが少し会話に付き合ってあげました。
すると、たまたま上司が通りかかり、
「しゃべってないでしっかり仕事してね」と言われました。
いつもは会話せずしっかりやっているのに何で怒られなくてはいけないのか
と悲しい気持ちになりました。
売上データと同じく、部下や従業員に対してもしっかりと実際の仕事ぶりを見てあげないと従業員も不満ですよね
一瞬の出来事だけで、この人はさぼっていると判断するのは良くありません。
ビジネスもヒューマンリソースも、感覚だけで判断せず
実際のデータやその人の動きをしっかり確認し真実を見極めることで、売り上げにつながったり、その人の成長につながるのではないでしょうか。