【ブログ】精神・発達障害「お子さんの障害受容は大切です」

息子(娘)には内面的な障害・疾患はあるものの、学生時代何とかやってこれた
大学も卒業することが出来たのでたぶん就職後も何とかやっていけそうだ
しかし、就職をし1,2か月で仕事を辞めてきてしまった。

どうしたんだろう?

こんな話、実はよくあります。

ではなぜこのようなことになったのでしょうか?
それはご両親のお子さんへの障害受容が足りなかったと思われます。

学生時代何とかやってこれた場合、特にクリニックにもあまり行っていないパターンもありえます。
そうすると、厳しい社会へ出たとたんうまくいかなくなったり
特性が強く出てしまい、パニックになったり、メンタルが悪化してしまうのです。
※近年、学校では先生の教育方針も変わり、昔のように叱ってはくれませんし厳しい教育や指導もなくなりました。

これを防ぐためには、まず親御さんがお子さんの特性をしっかりと理解する必要があります。でも自宅での様子だけでは特性を知ることはできません。
ではどのようにしてお子さんの障害特性を知ることが出来るのか?

⓵ 学校の先生に学校での様子をよく聞くこと
勉強だけでなく、生活面や対人面などの様子や特徴をしっかり聞くことが大切です
自宅ではよく会話出来ていたとしても、学校では全く話すことは無いとか
学校では笑顔を出したことが無いなどの、家族が知らない情報を聞くことが出来るかもしれません。

⓶ 出来ればアルバイトをさせましょう
自宅や学校以外の環境で変化する場合もあります。
アルバイトをすることで見えてくる特性は山ほどあります。
苦手ことも見えてくるかもしれませんし、逆に得意分野が見えることもあります。
人と接するようなアルバイトだと、特性をよく引き出せるかもしれません。
学生さんなら、対人・マルチタスク・接客などすべて詰め込まれているコンビニやファーストフードなんかがお勧めです。

就職後急に厳しい環境へ移ることはリスクが高いです
元々メンタルが弱い方や、ストレスに対しての耐性が低い方は症状が悪化してしまうケースもあります。
そのためにも、お子さんの障害受容はしっかりしておくことが大切です。

Follow me!