【ブログ】精神・発達障害「就職後の人間関係が不安」
精神障害や発達障害の方にとって
就職後の人間関係は特に不安な要素かと思います
今回は就職後の人間関係について話そうと思います
ではどんなことが不安なんでしょうか?
- 苦手な人がいたらどうしよう
- 分からない時、聞けそうな人がいなかったらどうしよう
- 失敗したら怒られるかも
- 急に話かけられたらどう返事したらいいか分からない
- 飲み会とか誘われたら行かなきゃいけないのかな
など様々な不安があるかと思います
ではどのように対処していったらよいのでしょうか?
⓵ まずは障害者就労を検討してみよう
障害者として採用されれば、一定の配慮は考慮していただけます
対人に対しての不安などを事前に伝えることで、席の配慮などを検討していただける企業もあります。
事前に症状や特性を伝えておくだけでも少し不安が軽減できるかと思います。
⓶ 回避方法やストレス解消法を持っておきましょう
苦手な人は必ずいます。
特に精神・発達障害の方は苦手な人の範囲が広い傾向がありますので
苦手な人はほぼ居ると思っておいた方がいいでしょう。
そのためにも、回避方法やストレス解消法を持っておくことをお勧めします。
例えば、定期的な医師によるカウンセリングを受けたり、福祉施設の支援員と定期面談を行うなど、
会社以外の場所で相談できる相手を必ず持っておきましょう。
⓷ 人に慣れる努力も必要
ずっと人を避けた生活を送っていて、急に就職は難しいです。
少しずつ他人と接することに慣れるためにも、就労支援施設や地域のコミュニティへ参加することをお勧めします。
社会へ出て仕事をしていくためには努力も必要です。
慣れというのは体験してみて始めてわかるものです。慣れると意外と問題なかったなんてこともありますからね。
⓸ どうしてもダメなら人と接しない仕事を
努力しても人には慣れない
やっぱり人と仕事はうまくやっていけない
そんな方は人と接することのない、一人で黙々と行う仕事を選びましょう。
チームで行う仕事ではなく、個々に作業する仕事がいいかもしれませんね
個別に作業する清掃や
別々に作業する工場での仕事
スキルがあればプログラマーやシステムエンジニアの仕事、ライターの仕事など
最後に
人間関係は求人票に書いてありません。
もし障害者として求職中なら、見学や実習を行うことが可能な企業もあります
事前にどんな人と働くのかを見たり体験出来たら安心なため、見学や実習へ行ってみるのもいいかもしれません。
その場合は、ハローワークやお住いの役所福祉課などへ相談してみるといいですよ