【ブログ】精神・発達障害 こだわりが強い
こだわりを強く持った精神障碍者・発達障害者は非常に多いです
なぜこだわりを持ってしまうのか?
実際にこだわりを強く持っている方に接してみて感じたことを書いてみます
「失敗したくないから」
様々な物事に対する「やり方」についてこだわりを持っている場合は、この理由が挙げられるかと思います。
仕事にて、先輩や上司からやり方を教わったとしても、自分のやり方へのこだわりが強い方は、自分がまだ試したことのない方法では信頼度が低く失敗を恐れます。
しかし、自分がこれまで行ってきた方法は信頼度が高く失敗しない可能性が高いため、自分の「やり方」にこだわってしまうのだと思います。
一度試しにやってみてダメだったらやり方を変えてみよう という考えには至らないのです。
「なぜ失敗したくないのか」
それは誰でも失敗したくないのは同じだと思いますが、精神障害や発達障害を持った方は失敗によって注目されてしまい、恥ずかしい思いをしてしまうことを極端に拒みます
これは、過去に経験したトラウマによる影響が考えられると思われます。
「なぜトラウマになってしまうのか」
それは、過去をずっと引きずってしまうからです
特に発達障害を持った方に多い特徴ですが、過去の失敗をずっと忘れずにいつまでもいつまでも後悔し、悔やみ続けてしまう特性があるからです。
これは、一般の方に比べて記憶力が優れていることも要因の一つと考えられます
過去失敗したときの出来事を事細かく記憶しており、何か悪い予感がしたとき過去の失敗と紐づけてしまい、その先の行動が出来なくなってしまうことがあります。
これ以上進むと、昔のように失敗してしまうからやめておこうとなってしまうのです。
まとめると
過去の失敗経験を強く覚えており、二度と同じ経験をしたくないし、同じ気持ちにもなりたくないことから
自分がやったことのない信頼出来ない方法は選ばず、自分が一番安心安全な方法を取りたいがためやり方に
「こだわり」を持つのではないかと考えます。
※あくまでも一例です、人によってこだわりへの理由に違いはあると思います
自分の「こだわり」への正体がつかめたら
もしかしたら強いこだわりから脱却出来るかもしれませんね