【ブログ】精神・発達障害「先のことを考えて不安になりメンタル低下する」

特に不安が強い方は先のことを考えて不安になりやすいと思います。
理由は様々あります

  • 昔と同じ失敗を繰り返さないか不安
  • 新しい職場でちゃんとやっていけるのだろうか?
  • 職場に嫌な人がいたらどうしよう

もしかしたらこれも前回お伝えした、「過去のことを思い出してメンタル低下してしまう」から発展した思考なのかもしれません。
ただ今回は先のことを考えて不安になっているので、前向きになろうと努力している証拠だと思います。
以下の対処法を前向きに実践して少しでも不安を解消できればと思います。

1. 同じ失敗を繰り返さないか不安なとき

過去の失敗はつらい思い出かもしれませんが、そこには「気づき」や「学び」も含まれています。大事なのは、「自分が何につまずきやすいのか」「どうすれば回避できそうか」を知ることです。 具体的な行動に落とし込んでみましょう

頑張り過ぎてしまい体調もメンタルも大きく低下してしまった。

→無理をしないようなスケジュール管理を上司や先輩と一緒に行うようにする。
 体調の変化に気づけるよう、毎日記録をつけるようにする。

口頭だけの指示だと忘れてしまったり間違えてしまったことがある。

→メールなどテキストで指示をもらうようにする。
 指示に対してメモを取る時間をいただくようにする。

2. 新しい職場でうまくやれるか不安なとき

誰でも新しい環境には不安を感じます。特に発達障害や精神的な繊細さがある方にとっては、なおさらです。

「できること」にフォーカスしましょう

苦手なことより、「自分は何が得意か?」「どんな工夫をすれば力を発揮できるか?」に意識を向けると、少しずつ自信がついてきます。

頼れる人をつくっておく

職場に1人でも「話しやすい人」や「信頼できそうな人」がいると、安心感が生まれます。支援機関や職場の支援者(ジョブコーチなど)を活用するのもおすすめです。

3. 職場に嫌な人がいたらどうしよう?

人間関係はどこに行っても悩みの種になりがちです。特に感受性が強い方は、周りの言動に傷つきやすい傾向があります。 すべての人と仲良くなる必要はありません 「仕事上のやりとりだけにとどめる」「深く関わりすぎない」など、心理的な距離感をうまく取ることが大切です。 困ったときは、誰かに相談してもいい 嫌なことを無理に我慢する必要はありません。信頼できる支援者、家族、相談機関などに話すだけでも、心が軽くなります。

※こちらの記事も参考にしてみて下さい

【ブログ更新】発達障害 未来の不安は考えず、今を楽しく生きよう

発達障害に多く見られる特性として 未来のことを悪い方向へ考えてしまい不安になり、何もできなくなってしまう という特性があります その為新しいことを始めようとしても…

先のことを考えて不安になる方は予測能力に長けている方が多いので、職場環境など自分が働きやすい環境下であれば、本来の力を発揮することが可能です。

そのためにまずは自己理解を進め、自分の特性をしっかりと把握し、どんな環境であれば不安が軽減できるかを知ったうえで、求人探しをすると良いでしょう。

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