【ブログ】精神障害「何が原因で調子を崩しますか?」

メンタルに障害や疾患を持つ方は、「何か」をきっかけに症状が悪化するという方が多いと思います。
この「何か」が分かれば、調子の低下を予測で来たり、調子の低下を回避することが出来るかもしれません。
そうすることで、安定して働き続けることができたり、いつ調子を崩すかという不安も解消できるかもしれません。

ではどのように調子を崩すきっかけを見つけることが出来るのでしょうか?

1.記録をつける
これはセルフモニタリングとも言いますが、自分のことを記録していきます。
記録をつけることは正直面倒ですし、大変です。
そのため、出来る限り簡単にすることをお勧めします。

例えば、スマホのカレンダーなどに調子が悪い日だけ、体調やメンタルの状況を単語で記入します。(気持ち悪い、頭痛など)そして、出来れば天候や気温なども記載しておくといいでしょう。
数か月記録をつけることで、自分がどんな日に体調を崩すかが見えてくると思います。

例えば、雨の日に頭痛が多いとか、月曜日に調子を崩しやすいなど、原因が見えてくればそれを元に医師に相談することで、対処法などアドバイスをもらうことが出来ると思います。

2.調子低下のサインを見極める
体が重く感じる イライラしやすくなる 涙もろくなる やる気が出ない 睡眠の質が変わる(寝すぎ・眠れない) 頭がぼんやりする
など、これらの変化が出てきた後に調子を崩しやすいなどの傾向が分かれば、早めに対処できるかもしれません。
また仕事中に上記のようなサインが出たら、上司に相談して少し休憩をもらったり、早退するなど、その後更に体調悪化させないための対処ができると思います。

3.一般的によくある要因について探ってみる
環境要因
騒音が多い場所にいる
人が多い場所にいる(電車、職場、学校など)
気温や気圧の変化(寒暖差、雨の日など)

対人関係
仕事や学校でプレッシャーを感じる
叱られる、責められる
予定が多すぎる、人と話しすぎる

身体の状態
睡眠不足、寝すぎ
食事の乱れ(過食・食事抜きなど)
疲れが取れない

思考のクセ
失敗を強く気にする
先のことを考えすぎて不安になる
「こうしなければならない」と考えがち

これらに当てはまる事例が無いかを思い返してみましょう。
もし当てはまることがあれば、すぐに医師へ相談することをお勧めします。
「何が」原因で調子を崩すかは同じ病名の人であっても人それぞれ違ってきます
自分だけの調子を崩す要因を見つけ、対処法も分かれば安定・安心した生活を送ることが出来ると思います。

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