【ブログ】苦手を上手にするための努力は必要ない

自分は前職、アパレル業界で働いていました
最初は、裏方として採用されたためほとんど接客をすることなく
商品の補充や、在庫整理、店のレイアウト変更などを行っていました。

もちろんお客様から声をかけられたりすれば対応していましたし
レジも普通に対応していました
しかし、上を目指していくためには「接客も出来るようにならないといけない」
ということで、いざ接客をしてみると全くできず
あまりにもできない自分にがっかりしたのを覚えています。

普通にお客様から聞かれたことに対応することは難しいことではありませんでしたが、ふらっと店内にいらっしゃったお客様に声をかけることはかなり難易度が高かったのです。

そんな苦手な接客も上手にならないと上には上がれないと考え
これまでとは違い、なんだか仕事へ行くのが億劫になっていました。

そんなとき上司が声をかけてくれました
「得意にならなくてもいいし、売れるような接客を目指さなくてもいい。お客様へ挨拶をして お客様の動きを観察していれば声をかけやすいタイミングが出てくるからその時に必要なサポートをしてあげればそれでいいよ。
上手にならなくていいし苦手意識だけでも解消できればそれでいいから、少しずつやってみろよ。それと強みを生かしてみたらいいんじゃないか、ずっと在庫管理してきたんだから、在庫がしっかりあるものを提案したり、レイアウトの理解もできているなら商品の案内なんか誰よりも早いんじゃないか。」

とても気持ちが楽になった

「やることも明確になったし、観察も出来ていなかったのが良く分かった。それに自分の強みを生かせばいいんだ」

それと上手にならなくていいという言葉がとても安心した

その後、お客様をよく観察することでどんなことに困っているのかを予測することが出来るようになり
タイミングを知るようになると格段に声がかけやすくなった
それと同時に、一緒に働いているメンバーの動きも観察するようになっていった

苦手なことは得意にならなくていいと思います。
自分の出来る事や強みを活かして、上手ではないかもしれないけど苦手意識が解消できれば仕事も億劫にはならないと思います。

まずはしっかり基本的なやり方を先輩や上司から聞いて素直に実践してみて下さい
きっと出来るようになれると思います。

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