【ブログ】発達障害 マルチタスクが苦手
発達障害の方に多い特性の中で
「マルチタスクが苦手」が挙げられます
今頼まれている仕事をしながら、次の仕事も頼まれてしまうと今の仕事に集中できなくなってしまい、メンタル的に調子を崩してしまうパターンが多いようです。
一般の仕事では、多くの業種でマルチタスクが求められます
飲食店や小売店の例
- お客様対応をしている途中に別のお客様から声を掛けられる
- お客様対応をしている途中に上司から声を掛けられる
自分がリーダーになった場合
- 自分の仕事をしながら部下の仕事ぶりを確認する
- 自分の仕事をしながら部下の仕事とお客様の様子を確認する
一般事務の場合
- 自分の仕事をしながら電話に出て対応する
- 自分の仕事をしながら窓口のお客様へ対応する
など様々な業種においてマルチタスクが求められます
一度に2つ以上の仕事が重なってしまったとき、瞬時に優先順位をつけてどの仕事から手を付けるか判断しなくてはいけないのが仕事
特に近年では、企業の人件費が削られてしまい最低人数で運営する企業が多いです
自分はマルチタスクには対応できない、という障害特性を持った方には
障害者就労がお勧めです。
障害をオープンにして働き、一つずつ仕事をもらうようにしていただくことが可能です。
まずは一つずつ仕事をこなしていき、ルーティン業務にも慣れてきたら優先順位のつけ方もわかってくると思います。