【ブログ】障害者就労「在宅勤務にはどんなものがありますか?」

精神・発達障害の方の中には、対人に不安のある方や、コミュニケーションに不安のある方が多いため自宅で仕事をしたいという方が多いです。
また物理的に通勤が困難な身体障害の方にも需要が高いです。

そこで在宅勤務にはどんな仕事があるか?
またどんなスキルが必要か?についてまとめてみました。

1. データ入力・文字起こし

仕事内容
Excelや専用システムにデータを入力したり、録音された音声を文字に起こしたりする作業。

必要なスキル
基本的なPC操作(タイピング、ファイルの保存など) Word、Excelの基本操作 細かい作業に集中できる力

向いている方
身体障害、聴覚障害、知的障害のある方など幅広い方が対応可能

2. Webライティング・ブログ記事作成

仕事内容
指定されたテーマに基づいて文章を書く仕事。SEOライティングやレビュー記事なども。

必要なスキル
基本的な日本語の文章力 テーマに沿って情報を調べてまとめる力 タイピングスキル(音声入力も活用可)

向いている方
外出が困難な方、集中して作業するのが得意な方

3. イラスト制作・デザイン

仕事内容
SNS用イラスト、ロゴ制作、チラシやバナー作成など。

必要なスキル
Photoshop、Illustratorなどのツール操作 デザインの基礎知識 要望に応じた柔軟な対応力

向いている方
視覚や手の自由が比較的ある方、創作が好きな方

4. プログラミング・システム開発

仕事内容
Webサイトの構築、アプリの開発、修正作業など。

必要なスキル
HTML/CSS、JavaScript、Python、PHPなどのプログラミング言語 論理的思考力 Gitなどの開発ツールの基本操作

向いている方
ITへの興味があり、自己学習が可能な方

5. 動画編集・音声編集

仕事内容
YouTube動画の編集、テロップ付け、効果音の挿入など。

必要なスキル
Premiere Pro、DaVinci Resolveなどの編集ソフト操作 編集のセンスやタイミング感覚 PCの基本操作と動画の取り扱い知識

向いている方
聴覚や身体に障害のある方でもソフトで補助できる部分がある

6. カスタマーサポート(チャット・メール)

仕事内容
お客様からの問い合わせに、チャットやメールで対応する業務。

必要なスキル
正確な日本語力、ビジネスマナー 顧客対応の基礎知識 タイピングやPCの基本操作

向いている方
聴覚障害の方でもチャット業務なら対応可能な場合が多い

7. オンライン講師・在宅支援者

仕事内容
自分の知識や経験を活かしてオンラインで指導や支援を行う。

必要なスキル
指導分野の専門知識 コミュニケーション能力 ZoomやGoogle Meetなどのツール操作

向いている方
知的・精神障害の程度が軽く、人と話すことが好きな方

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※こちらの記事も参考にしてみて下さい

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特に精神障害の方は人とのコミュニケーションや、人自体苦手な方が多いこともあり、在宅勤務を求める方が増えています。ただし、人気が高いこともあり倍率が高く、内定を…

会社へ行くことなく、自宅で仕事をしていくためにはまずITスキルが必須です。
パソコンを使って遠隔で仕事するために重要です。

また専門性の高いスキルであれば賃金も増えてきますし、個人のひらめきや独創的な発想を持っていれば、尚採用されやすいと思います。
そのためにも、自分の作品集であるポートフォリオを準備しておくことが大切になります。書類や面接で伝わりにくいスキルは、ポートフォリオを見てもらうことで実力を理解してもらえやすいです。

また在宅勤務の場合、上司や先輩へタイムリーに質問することが困難になる場面が多いため、ある程度自分で解決できる能力や、相談できる相手もいないためメンタルコントールも必要になってきます。
人気が高く、採用倍率の高い在宅勤務を目指すのであれば、それなりの覚悟や努力が必要になってきますが、出来るようになった時の達成感は素晴らしいでしょう。

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