【ブログ】今週のSST講座「障害者就労における企業が求める人材」

障害者就労にて、企業がどんな人材を採用したいと思うのでしょう?
障害者就労の求人は少ない印象があり、特に事務系の求人では倍率が非常に高いと言われています。
書類選考や面接でライバルに差をつけるためにも、企業がどんな人材を求めているかを研究することはとても大切だと思います。

今回の講座では障害者就労にて、企業がどんな人材を求めるか5位までのランキングにしてみました。

障害者就労における企業が求める人材ランキング

1位 働く意欲

要はやる気です。こればっかりは一般就労でも障害者就労でも同じです。
やる気は働く上で最も重要です。
どんなにスキルが高い人でもやる気がない人を企業は雇いたくありません。
この会社で頑張りたいという気持ちが一番大切です。

2位 体調

今働ける状態であること、休まず出社できること、安定して働き続けることが出来るコンディションであることは特に障害者就労に置いて人事部は気にするところです。
過去のデータからも障害者就労は離職率が一般に比べるとかなり高いというデータが残っています。すぐに辞めてしまわないかという企業の不安は大きいため、体調をしっかり整える準備はかなり重要です。

3位 自己の障害理解

特に精神・発達障害の方の特性や症状は分かりにくいため、本人に細かくヒアリングを行います。
そこで自分の障害特性をしっかり説明できることは、自己理解できているアピールにもつながりますし、これから一緒に働いて行く企業としては安心につながります。
自分の障害や症状について初対面の方にも説明できるよう準備しましょう。

4位 ストレスや障害特性・症状への対処

調子が低下したときや、ストレス発散方法を自分でしっかりできるか?はとても重要です。長く安定して働き続けるためには、とても重要な項目になります。
定着支援など福祉支援員がついている方は、それを企業へ伝えておくことで企業側も安心できるかと思います。

5位 ビジネススキル・ビジネスマナー

最低限のビジネススキルやマナーは学んでおきましょう。
特に初めての就労の方は、敬語や挨拶など当たりまえのことはできるようにしておきましょう。
業務のスキルなどは入社後しっかり学んで行けば大丈夫です。

今自分にどの項目が足りていないかを確認してみて下さい。
1の「働く意欲が無い」という方は、どうしたら働く意欲が湧いてくるのでしょうか?
とても難しい問題だと思います。

働く意欲が無いという方は2位~5位までのことも足りていない部分があるのではないでしょうか。2位~5位までのことをしっかり準備出来るようになったとき、働く意欲が湧いてくるのではないかと思います。

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