【ブログ】精神・発達障害「雑談が苦手」

⓵「どんな返答をしたらいいのか分からない」

どんな返事が正解なのか?と考えてしまい、何も返答できなくなってしまったり、それだったら会話しない方が楽と考えて、会話自体をしないという考えに至ってしまいがちです。
こんな方は、会話の訓練を行いましょう。
地域のコミュニティに参加したり、家族と会話練習をしたり、福祉施設の支援員と練習したりして人との会話に慣れていきましょう。

⓶「相手の話を聞かず、自分ばかり話してしまう」

この場合、雑談や会話が苦手と捉えていない方の方が多いかもしれません。
自分ばかり話してしまうことが良くないとは思っていないため、まずは相手の気持ちを知ることが大切です。
しかし、自分では気づけないことが多いので会話に対してしっかりとフィードバックしてくれる方と会話することをお勧めします
会社の上司や先輩、福祉施設の支援員などにフォローをもらいましょう。

⓷「複数人での会話が難しい」

一対一の会話なら問題ないが、もう一人加わることで情報の整理が出来なくなってしまったり、会話に入るタイミングが分からなくなってしまうなどの理由から苦手になってしまいます。
これも⓵同様トレーニングが必要です。
急な内容の変更はせず、同じテーマで話続けることから始めるといいかもしれません。

⓸「自分が良くないことを言ってしまったのではないかと後から不安になる」

これは誰にでもあることです。あなただけではありません。
後から考えてしまうことで、どんどん不安が強くなってしまいます。
過去は変えることができませんので、考えても何もできません。
例え、相手にとって良いことを話したとしても、この思考がある限り良くない方向へ考えしまうものです。
自分だけそのような考えに至っているわけではないので、気にしないよう自分に対して言い聞かせるようにしてみましょう。

特性や症状によって苦手な内容が違いますが、コミュニケーションが得意ではないという方は少なくありません。
ポイントは上手に会話しようと考えないことです。
まずは、相手の意見や話をさえぎらないことが重要です。
次に、相手が話し終えるのを待ってから自分の意見を伝えましょう。
そして、回答に正解はありません。自分の意見はすべて正解ですよ。

相手を傷つけたり、誹謗中傷することの無い意見であれば、すべて正解だと思ってください。
コミュニケーションは訓練や練習次第で、きっとよくなると思います。

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