【ブログ】発達障害 なぜ忘れ物などの「うっかり」が増えてしまうのか?
実際にASDやADHDなどの発達障害の方と触れ合って感じたことですので
特に医学的根拠はありません。
なぜ忘れ物やうっかりが増えてしまうのか
それは、一つのことに注意が集中してしまうためと思われます
これは、発達障害などに限らずすべての人に起こることです。
例えば、ハサミを取りに1Fへ降りたとします
1Fへ降りると声を掛けられてしまいそのまま会話をして2Fへ上がる
すると「そういえばハサミを取りに1Fへ降りたんだった」と気づく
これはあるあるだと思います。
要はこの現象が発達障害の方の場合はより強く、頻繁に起こってしまうのだと思われます
例えばこんなことが考えられます
- 誰かに声を掛けられなくても A のことをしている最中自分自身で B の思考を始めてしまう。
- 集中力が一般の人よりも高い
- あれだけは絶対に忘れないようにしなくてはと大事なことに気を取られてしまい、今取り掛かっていることを忘れてしまう
心配事や不安なことが多い場合は特にこれらのことが起こりやすくなると思われます
では、そんなうっかりなどをどうやって減らしたらいいか?
- メモを上手に使う
特に仕事の場合はメモを取ったり、TODOリストを作成し、完了したらチェックをつけるようにすると忘れにくくなります。 - ルーティンが決まっている場合は、ルーティンのリストを作成しておき都度やったかどうかを確認する
- 職場の方へ自分の特性を伝え、忘れてしまった場合に声をかけてもらう
- 何事も一つずつ完結させるようにする
まずは自分の特性をしっかり把握することが大事です
どんな時に、どんなこと、どんなものを忘れてしまうのか?
自己分析をしっかりすることで、自分に合った対策が見えてくると思います。