【ブログ】今日のSST講座「指示の受け方・メモの取り方」
今回は特にメモの取り方を重点的に行いました。
まだ就労したことのない方にとって、仕事でのメモは想像がつきにくいかと思います。
学校では、先生が黒板に書くことを写すことがほとんどかと思います。
そこに対し補足で何かコメントを加えておくなどはしたことがあるかもしれません。
しかし、人からもらった指示をメモすることは学生時代経験することは無いでしょう。
アルバイト経験豊富な方であれば、メモの経験もあるかもしれませんね。
今回は特に就労経験のない方に向けたメモの取り方を学習しました。
ポイントは、すべて書かないことです。
メモに慣れないうちは、上司や先輩が言ったことを一言一句漏らさずに書こうとしてしまう傾向があります。
それではさすがに書けないですよね。
机上の理論よりも、今回は実際にメモを取ってもらいました。
キーワードは「5W1H」に絞ってメモを書くことです。
いつまでに?何を?どのくらい?誰に?
単語だけでもいいので、メモを取っていくといいでしょう。
指示を受けている時は単語でメモをし、上司や先輩からの話が終わった後にメモしたことを改めてまとめておくことが大切です。
また、慣れないうちはあらかじめ項目を書いたメモを置いておくのもいいかと思います。
日付、誰からの指示か?、内容は5W1Hで
そんな感じでメモを用意しておくだけでも、精神的に楽になれるかもしれませんね。
あらかじめ項目を準備しておくことで、書き漏れを防いだり、もし聞きそびれてしまったとしても、指示をもらった先輩などにもう一度確認することも可能です。
メモに対して少しずつ慣れていくことは、上司や先輩からの信頼を得ることにもつながるため、とても大切なことだと思います。