【ブログ】「ブジャデ」を意識することが仕事の役に立つ
あれっ!
初めて来たのにこの景色、この感覚、なんか見たことある、「夢」で見たのかも?
このことを「デジャブ」と言いますよね。
「ブジャデ」というのはこの逆のことを言います。
<ブジャデとは>
毎日同じことの繰り返しの中、少し違う視点を持つことで新しい発見をすることができたり、新しい感覚でものを見ることができるという意味。
特にサラリーマンの仕事って、毎日同じことの繰り返しになりがちですよね。
同じ時間に起きて、同じバス・電車に乗って、同じ会社に行き、同じ人と同じ仕事をして、いつもと変わらない日々を過ごす。そうすると、新しい視点を持つことも減ってくるんですよね
主観でしか、物事を見られなくなってしまうため、企画会議などを行っても会社目線の意見しか出なくなってしまうのです。

私は前職、販売職を行っていましたが、外部の目線を取り入れるために「ミステリーショッパー」というコンテンツを取り入れていました。
お客様に扮した、ミステリーショッパー業者の方がアポなしでお買い物をしに来られ、採点をしていかれます。ミシュランみたいな感じですかね。それをお金を払ってやってもらうというものです。
しかし、これも従業員が「ブジャデ」の感覚を持ちながら仕事をすれば、ミステリーショッパーをお願いすることなく、客観的に業務を見ることで新しい意見や、俯瞰で物事を見ることができそうですよね。
では具体的にどうすれば「ブジャデ」的な行動ができるのでしょう?
少し考えてみました。
例えば
- いつもと違う方法で会社に行ってみる
(違うホームで乗る、違うバスに乗る、1本手前で降りて歩いてみる)などすることで、新しいことに気付いたり、発見したりできる。
- 役割分担を1日だけ変えてみる
これは物理的に視点を変えることができそうですよね。 - 手間や手順を替えてみる
少し手間をかけた方法でやってみたりすることで、新しい発見をすることができるかもしれません。順番を変えるだけでもだいぶ景色が変化すると思います。 - お客様の声に耳を傾ける
従業員視点は捨てて、お客様の意見に耳を傾けることは固定観念を捨てるための定番手段です。お客様の意見には利益を生むためのヒントが山のように隠されています。 - 常に俯瞰で物事を見るよう癖をつける
これは実際に自分が対象者を疑似体験するのが一番いいかなと思います。 - カスタマーの立場を疑似体験
利用者を疑似体験、消費者を疑似体験、被害者を疑似体験する - 物理的に離れてみてみる
俯瞰を想像しづらい場合は、実際に距離を取って見てみることも大事です。
例えば、動画や写真に撮影してみることで、お店の汚さを実感することができたりするものです。
もし自分の会社のオフィスがテレビで放送されたらどう見えると思いますか?
おそらく、もの凄い発見ができると思いますよ。
まとめ
「ブジャデ」な心持ちで仕事をすることは、企業の成長に欠かせないことだと思いますし、自分の成長にもつながりそうですよね。いつも同じ場所にいると、ずっと同じ視点になってしまうため注意が必要です。
今回は仕事を例に挙げてみましたが、人間関係にも役立てることができれば、関係にも新しい風が吹くかもしれませんね。
