【ブログ】連休の過ごし方で連休明けの気分が大きく変化
連休に計画を立てて、どこかへ出かけると体力的には疲れますが、達成感や充実感を得られるという声が多く
連休中、特に計画を立てず自宅で好きなことをしてゆっくり過ごす場合、体力的な疲れはないものの、たくさん休んだにも関わらず、達成感や充実感なくただ土日を過ごしたのと変わらないと感じるかたが多いと聞きます。
少し調べてみたらこんな情報が得られました。
1. 活発に過ごす連休 → 体力的疲労+達成感が出る理由
身体活動や新しい刺激によって、脳内でドーパミンやエンドルフィンが分泌されます。 外出や人との交流、新しい景色を見るなどは「非日常刺激」になり、報酬系(脳の「やる気回路」)が強く活性化します。 活動後はセロトニンやオキシトシンも増えて、満足感や安心感を感じやすくなります。 結果として、肉体的には疲れても「やりきった感」や「充実感」が生まれます。
2. 自宅で好きなことをして過ごす → 気分が低下しやすい理由
刺激が限定的
家の中で同じ景色・同じ行動を繰り返すと、脳が受け取る新規情報が少なく、ドーパミン分泌が低めになります。
行動の完結感が弱い
外出やイベントは「開始→移動→達成→帰宅」という完結した物語がありますが、家での活動は終わりが曖昧で「達成した感覚」が弱まりやすいです。
社会的刺激の不足
他人との会話や交流は脳の報酬系を強く刺激します。孤独状態では、気分維持に必要なセロトニンの分泌が減りやすくなります。
体を動かさない影響
運動は脳の血流や酸素供給を増やし、気分を安定させる神経伝達物質を出します。活動が少ないと、この効果が得られません。

まとめ
休みだからゆっくり過ごすのは間違いではありません、疲れた体を休めることは普通のことです。
しかし、気分的に上がることは少なく、むしろ低下してしまう方もいます。
かと言って、物理的に出かけることが出来ない方や経済的に難しいという方も少なくありません、そこで自宅でゆっくり過ごす方への工夫を以下に挙げます。
自宅でも気分を保つためのコツ
- 新しい趣味に挑戦する:やったことの無いことや久しぶりにやることでも新鮮味があっていいと思います。
- 環境の変化を加える:家具の位置を変える(一緒に片づけや掃除を行うと尚良い)、外の景色を眺める、室内でも新しい音楽を流す
- 軽い運動:ストレッチや10分の散歩だけでも効果大(近所でも実は行ったことの無い場所なんかに歩いて行ってみると意外と楽しいですよ)
- オンライン交流:人との関わりを少し入れるとセロトニン維持に役立つ
連休は身体を休めるだけでなく、新しいことをしたり普段感じることのできない刺激を得ることで、かなりリフレッシュできると思います。
この夏の連休は、脳に刺激を与えて充実感あるお休みを過ごしてみてはいかがでしょうか。
