【ブログ】入眠しにくい方は夜に入浴することをお勧めします
夜に入浴するとなぜ寝付きやすいのでしょう?
人間はいったん上昇した体温が低下するときに眠くなると言われています。
湯冷めをするのとは少し違うので、気を付ける必要があります。
ではどのように違うのか見てみます。
湯冷めとは
入浴後、血管が広がったままの状態が続き、体の熱が急速に奪われて体温が下がりすぎてしまう現象です。これは、汗が蒸発する際や、浴室と脱衣所の温度差などによって引き起こされ、体が冷えて風邪を引きやすくなる原因にもなります。
単純に言うと、冷えすぎてしまうのは良くないということです。
せっかく入浴して温まったのに、寒くなってしまっては意味がありませんし、ましてや風邪をひいてしまっては本末転倒ですよね。
いったん上昇した体温が低下するときとはどんな時?
入浴後1~2時間後に体温が下がり始めるため、このタイミングが入眠に入りやすいと言われています。
「下がり始め」がポイントのようですね。
0時に就寝したい方は、10時~11時の間に入浴するのがよさそうです。
また人間は脳が冷えると眠気を誘うと言われいます。
脳が冷えることで眠気を感じるのは、深部体温が下がるためです。脳の自律神経中枢を冷やすと、体温調節がスムーズになり、リラックスモードに切り替わるため、眠りに入りやすくなります。

気持ちよく入眠するためには
この寒くなってきた時期は、入浴後部屋に戻ったら部屋の暖房は消しましょう。
就寝時間が近づいたら、布団もしくはベッドに入り大きく体を冷やさないように読書などをしましょう。
スマホは明るい光を見るため寝る前は良くありません。寝る前だけでもデジタルデトックスしてみてください。
部屋の気温が下がると共に、首から上は温めないようにすることで徐々に眠くなってきます。
下がり始めた体温をこれ以上冷やさないようお布団に入り、首から上は脳を冷やすため暖房がついていない冷えた部屋で就寝までちょっとした時間を過ごしてみてください。
まとめ
今回は夜入浴後、就寝までのおススメな過ごし方についてお話しました。
これを行うにあたり重要なことは、毎日続けることです。
眠れない日だけ行うのではなく、毎日同じリズムを作ることで体内時計が修正され自律神経が整い、毎日同じ時間に入眠しやすくなると思います。


