【ブログ】真面目に考えすぎる方はメンタル低下しやすい
逆を言うとメンタルに疾患を持つ方の多くは「真面目で深く考える」特性を持っています。自分もどちらかというとこの特性をもっているため、気持ちがよくわかるのです。
小学校4年生の時、クラスで人間関係がうまくいかず生徒間でぎくしゃくしている時期があったのですが、その時担任の先生が「地獄の絵本」をみんなに読み聞かせました。
(※現在は宗教的思想などを伝えてはいけないということで、このような授業は教育委員会によって禁止されているそうです。)
そのこと以来、地獄とか宇宙、無限というものを考えるようになり怖くなってしまいましたが、そのうちに考え続けるのは良くないということに気付きました。
考えても何も解決しない内容でしたし、考えてしまうとせっかく楽しみにしていたTVも全然楽しくないので、考えるのを辞めることにしたのです。

自分と同じ、もしくはそれ以上に真面目に考えてしまう方にアドバイスとして伝えたいです。
考えても解決できないことは、考え続けない方がいいです。
「でも、そうはいっても考えるのを辞めることなんてできません。」
という声が聞こえてきそうです。
そんな時、自分は「考えながらも思考を限定できる」ようなコンテンツを行うようにしています。
仕事ではなく趣味としてこのようなコンテンツはいくつかありますので、紹介したいと思います。
個人的おススメなもの
・お絵描きロジック(ピクセルとも呼ぶ)
数字の情報を元にマス目に色を付けていくものです。
難易度が高くなると、いくつもの情報源から正解を導き出す必要があるので、かなりの集中力を必要とします。めちゃくちゃ考える必要があるので、余計なことを考える暇はなくなります。
・PowerWash Simulator(Nintendo SwitchやPS5、steamなど)
泥だらけの汚れた家や車などを洗浄ツールを使って綺麗にするだけのゲームです。
高圧洗浄で泥を落としていく作業がクセになります。これをずっとやっていたら、何も考えないスキルを身に着けることができるかもしれません。
その他おススメのコンテンツ
・数独(ナンプレ)
数字を使うけれど、感情や創造性ではなく論理に集中でき、ミスがあっても原因がはっきりしていて、修正も「淡々と」できる。
・ジグソーパズル
「形」「色」に集中するので、思考ではなく感覚で没頭でき、手を動かしながら少しずつ形が見えてくるため達成感もあります。最近は物理だけでなく、スマホアプリとかでもできるみたいです。
・クロスワード・漢字パズル
言葉の意味や知識を使うが、自由に悩む余地が少なく、ゴールが明確です。一問ずつ区切りがあるので「ここまでやった感」が得られます。
・プラモデル・レゴ
説明書通りに手を動かす作業なので、考えすぎず淡々と進められます。完成したときの「整った世界」が、心の整理にもつながります。
・Unpacking(Nintendo Switchやsteam)
荷ほどきをするだけの癒しゲームです。段ボールから商品を取り出して机に並べたりする作業ゲームです。
何も考えずぼーっとしたいときにいいかも。
・ミニメトロ(Nintendo Switchやsteam)
鉄道路線図そのものをゲームにしてしまった、中毒性の高いパズルゲームです。
駅が乗客で溢れないように、効率的な路線図を目指すものでハマれば余計なことを考えることはできなくなります。
まとめ
考えても解決できないことに時間を使ってもメンタル低下するだけで何もいいことはありません。
自力で考えるのを辞めることができない方は、強制的に何か別のことを考えるようにした方がいいと思います。
そこでお勧めなのが、今回挙げたようなゲーム的コンテンツです。
何かに没頭すること集中するということを「フロー(flow)」と呼びます。
フロー状態に入ると自分と作業の境界があいまいになり、雑念が消え達成感や満足感が高まると言われています。
ひたすら瞑想や座禅を組んで雑念を消す練習は難易度が高いですが、今回紹介したゲームのようなコンテンツなら気軽に取り組めそうですよね。
「真面目に考え過ぎてしまう」という方は是非試してみてください。


