【ブログ】ADHD「時間通りに行動できず、いつも遅刻ギリギリ」
そんな特性を持つ方に対してのアドバイスを考えてみました。
ADHD(注意欠如・多動症)は、不注意、多動性、衝動性の3つの特性が主な症状として現れる発達障害です。これらの特性が日常生活に支障をきたす場合にADHDと診断されます。
ADHDの主な特徴
不注意
- 集中力が続かず、ケアレスミスが多い
- 忘れ物や紛失物が多い
- 話を聞いていないように見える
- 課題や作業を途中で投げ出しがち
- 整理整頓が苦手
- 1つのことに集中して周りが見えなくなってしまう
多動性
- 落ち着きがなく、ソワソワと動き回る
- 座って静かにしていることが苦手
- 手足を絶えず動かしている
衝動性
- 順番を待てない
- 思いついたことをすぐに行動に移す
- 会話中に遮ったり、話をまとめずに喋ったりする
この中でも、遅刻につながりやすい特性は?
- 忘れ物や紛失物が多い
- 1つのことに集中して周りが見えなくなってしまう
- 思いついたことをすぐに行動に移す
この3つが該当すると考えられます。

例えば朝遅刻につながってしまう例を挙げてみます
- 朝、家を出る直前になって「カバンにスマホが入ってない!」と気づく。 家の中をあちこち探すものの、見つからず焦る。ようやくソファのクッションの隙間で発見した頃には、出発予定時刻を大幅に過ぎてしまう。
- 着替えの途中で、ふと机の上の漫画を手に取り、「ちょっとだけ読もう」と読み始める。気づいたら20分以上経過。時計を見てハッとするが、すでに間に合わない時間になっている。
- 玄関で靴を履こうとした瞬間、「そうだ、植木に水をやっておこう」と思い立つ。 水やりを始めたら、つい庭の雑草が気になり、抜いているうちに時間が過ぎ、予定の電車を逃してしまう。
と、こんな感じで毎朝遅刻ギリギリになってしまったり、遅刻をしてしまうのです。
そこでアドバイス
出勤時間の15分前に到着するよう家を出ましょう!
早めに家を出ることで、忘れ物などを取りに戻ったとしても15分余裕をもっておけば遅刻することは無いでしょう。毎日何らかの原因で遅れやすいので、15分の保険をつけておくという考えです。
仕事において、時間を守るということは基本中の基本です。
事故や病気など突発的な理由であれば仕方ありませんが、今回上記に挙げた理由で遅刻をした場合は、理解が得られにくいです。
自分の特性を踏まえた上での行動をしていきましょう。
15分の保険は会社への信頼にもつながると思いますよ。
