【ブログ】新入社員「入社3カ月、辞めようか迷っている方へ」
※この記事は2025年6月30日に書いたものです。
入社して3カ月が経過した新入社員の方も多いかと思います。すでに退職をされた方がいらっしゃるとニュースで見かけたこともありますが、まだ続けているけど辞めようかと悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。
そんな方へのアドバイスを書いてみようと思います。
退職したい理由に分けて考えてみました。

① 仕事は楽しいが、人間関係のストレスで精神的に疲れて辞めたい
まず、仕事自体が楽しいというのは大きな強みです。人間関係のストレスは、異動や部署変更、時間の経過で状況が変わることも多いです。 一度、信頼できる先輩や上司、人事担当に相談してみましょう。
「人間関係が辛い」というだけで大きな決断をする前に、改善できる余地がないか探してみましょう。
中規模以上の企業であれば、社内の人事異動が毎年ありますので、人事が変わるまで頑張ってみてもいいかもしれません。
② 仕事がつまらない、思っていた業務と違うが、そこまで続ける自信が無い
入社して3カ月は、まだ会社のほんの入り口です。担当できる業務が変わるのは1年、3年後ということもよくあります。
「どうしても今の業務が耐えられない」「この会社のどの仕事も魅力を感じない」という場合は、冷静にキャリアを見直すタイミングかもしれません。 自分が何をやりたいのか、一度書き出して整理してみるのもおすすめです。 どんな仕事や運動でも基礎や下積みはつまらないものです。ただし、基礎はとても重要なことですので、他の業種に転職をしたとしても、同じように退屈な基礎は行わなければならないことは覚えておきましょう。成長した後、基礎の重要性に気づけると思いますよ。
③ ミスばかりしてしまい、注意されたり怒られたりばかりで自分に合っていないかも
新しい環境でのミスは誰でもします。3カ月で完璧に仕事ができる人はいません。 もし怒られるのが辛いなら、「ミスを繰り返さないためにどう工夫するか」を意識してみましょう。 ノートにメモする、先輩に確認してから行動するなど、小さな改善の積み重ねで自信もついていきます。
④ 通勤距離が遠すぎる、帰宅すると夜遅くになってしまう
通勤は毎日のことなので、長く続けると確かに大きな負担になります。 引っ越しができないか、在宅勤務や時差出勤の制度がないか、一度会社に確認してみましょう。 それでも改善が難しいなら、転職も含めて検討する価値はあります。「体を壊さないこと」が最優先です。
⑤ 残業無いって言われていたのに、実際に仕事始まったら毎日残業
最初の説明と実際の働き方が違うと、強い不信感が生まれるのは当然です。 まずは「なぜ残業が多いのか」を確認してみましょう。一時的な繁忙期なのか、常態化しているのかで大きく判断は変わります。 あわせて労働時間の記録を残し、場合によっては労務相談を利用するのも手です。
⑥ よくわからないけど、やる気が出ない、正直働きたくない
理由がはっきりしない場合、心や体が疲れ切っている可能性もあります。 無理をせず、まずは休日にしっかり休む、自分がリラックスできる時間を意識して作ることから始めてみましょう。 改善しない場合は、産業医や心療内科への相談も選択肢の一つです。「辞めるべきか」より先に「自分を守ること」を考えてください。
まとめ
個人的には3カ月で退職を判断するには早すぎると思います。
まだ基本を教わっている段階で、自分が会社の一部として貢献できる実感が湧くまではどうしても時間がかかるものです。
ただし、健康上に問題が生じている場合は、少し立ち止まって考える必要があります。その場合はまず上司へ相談し、会社の産業医やかかりつけ医師に相談することをお勧めします。
体調やメンタルに著しいダメージを感じている場合は慎重に対応していきましょう。
