【ブログ更新】発達障害 運動(球技)が苦手な理由
発達障害の方は運動を苦手としている方が多いと思います。
中でも球技を苦手としている方が多いと聞きます。
では、なぜ球技がに苦手なのか?
それは、頭の中で予測を立てることが困難だからです。
例えば、野球のキャッチボールでは
「このぐらいの強さで投げれば、相手の胸辺りにボールが届くだろう」とある程度予測を立てて投げるかと思います。
もちろん、慣れている方はそんなことを考えなくても感覚的に投げることが出来るでしょう。
しかし、予測を立てることが難しいと相手が近くにいても、強めにボールを投げてしまうのです。
このように特にボールを扱うスポーツだと、強さの調節が困難になってしまうため
相手にパスが出来なかったり、ゴールがうまく狙えないのだと思います。
この考え方と同じ例として
話し声が大きくなってしまう方も、どのくらいの大きさで話せばいいか予測を立てることが出来ず、強めな発音になってしまい大きな声で話してしまうのではないかと思います。
更にこの思考の流れでいうと
予測を立てられず、とうてい無理な目標に向かって何かを始めてしまったり
先のことを予測できず、お金を使い込んでしまったり
そんなことになってしまいがちです。
では、どうすれば改善出来るか?
まずは何か新しいことを始める際、必ず人に相談することが大事です。
自分を知っている人と相談してから始めましょう。
買い物なども、特に高額なものに関してはできる限り一人で考えて購入しない方がいいかもしれませんね。
実際に行動に移してしまう前に、誰かと一緒にシミュレーションできるようになるといいと思います。