【ブログ】障害者就労「経歴に不安があるが、採用されるために何をしたらいいのか?」
障害特性や病気など様々な理由から、これまで満足に働いてこれなかった方が
これから就活をして、また社会へ復帰するためにどんな準備をしていったらいいのでしょうか?
今回は就労移行支援に通うことをベースにアドバイスを考えてみました。
アドバイス⓵
「資格」より「実績」や「継続力」を見せる方が有効
就労経験が浅い方にとって、実務経験の代わりとなるのは「継続力」「信頼性」「実行力」です。
例えば以下のような要素の方が採用時に評価されます
- 就労移行支援事業所に週5日通所し続けている
- 作業や課題に集中して取り組めている
- 指示を受けたことを丁寧にこなしている
- 周囲とトラブルなく関われている
これらは模擬的な職業経験として、履歴書の「自己PR」や面接で十分アピールをすることが可能です。

アドバイス⓶
資格を取得したら、実践的な訓練を必ず行うこと
どんなキラキラした資格も、持っているだけでは意味がありません。
ゲームで強い武器を入手したとしても、レベルが低くて装備できないと戦えないですよね。
資格を取得したら、喜んで終わりではなくスタートラインに立ったと考えて下さい。
そこから実践的な訓練を行い、自分のスキルとして磨きをかけていきましょう。
そうすることで自信にもつながります。
アドバイス⓷
職場実習などに参加しましょう。
特にこれまで一度も働いたことの無い方や、ブランクが長い方は職場実習への参加を強くおススメします。
実習も履歴書や職務経歴書に記載できるため、自己アピールにつながります。
まとめ
職歴が不利な方が、間違って判断しがちな行動は「難しい資格」を取得しようとすることです。
どんなに難しい国家資格を持っていたとしても、体調が不安定で欠席しやすかったり、時間通りに通所が出来ないのであれば、企業は採用しないでしょう。
最も大切なことは、毎日安定して休まず働ける状態にすることです。
体力的にもメンタル的にも安定しているということは、かなりのアピールになります。
企業に採用されたいのであれば、毎日通うことを目指して下さい。
遅刻をしないでください。
挨拶をしっかり行いましょう。
組織の中でトラブルなく過ごせるようなメンタルが大切です。
最後に働く意欲を忘れずに。
