【ブログ】精神・発達障害「職場では完璧主義を発揮しない方がいい」
「完璧主義」や「ゼロ百の思考」を持つ方は何事も完璧にしないと気が済まなかったり、もやもやしたり、腑に落ちないことが多いと思います。
社会へ出て働くようになるとこれが更に困難になるのです。
もし完全にフリーランスで働くのであれば問題ないのですが、サラリーマンとして組織の中で働く場合、会社での様々なルールに従わなくてはならなかったり、周りに合わせて行動しないといけないからです。
特に決まったルーティンなどをお持ちの方は困難が増えるでしょう。

例えばこんな場合があります
◆ 何か新しいことを教えてもらったり、新しい体験をした場合、今は理解できないけど今後経験していくなかで少しずつ理解していくコンテンツに遭遇した場合
>完全に理解しないと先へ進めないため、理解できないモヤモヤ状態が続いてしまいメンタルが低下してしまったり、モチベーションが低下してしまう。
◆ 急な予定変更などが発生した場合
>心の準備が出来ず、不安を抱えた状態で仕事が進んでしまいメンタル低下
急な変更により、ルーティン行動が行えず気持ちが落ち着かない
◆ 上司や先輩が忙しくてなかなか質問出来ない
>とりあえず質問を後回しにして、別の行動をするなどプラン変更をすることが出来ず、質問するまで何もできなくなってしまう。または仕方なく別の行動をするが、質問のことが気になって集中できない。
完璧主義の方は、一つ一つ完全に終わらせていかないと気が済まないのです。
まとめ
学生生活では何とかなったものの、社会へ出て組織の中で働くとなると、これまでの自分のルールは通用しなくなります。
そこで必要になって来るスキルが「妥協」です。
仕事はもちろん100点を目指すのがベストだと思いますが、100点を目指すあまり他の業務がおろそかになってしまったり、同僚やお客様へ迷惑を掛けてしまいます。
どこまでやったらいいのか?どの程度まで仕上げたらいいのか分からないときはしっかりと上司や先輩に確認をとりましょう。きっと100点でなくてもOKがもらえるはずです。
仕事に慣れてきて、スキルも向上してきたら100点を目指してみて下さい。
また、特性上どうしても完璧でないと落ち着かないと思いますので、その場合はプライベートで完璧主義を発揮してみてはいかがでしょうか。
例えば、趣味などで完璧を味合うことでストレス発散できるかもしれません
模型を完璧に仕上げてみたり
完璧な料理を作ってみたり
自分が落ち着く行動をプライベートタイムで実施し、リフレッシュを心掛けてみて下さい。
