【ブログ】障害者として就職するか悩む

うつ病や双極性障害などの精神疾患もしくは発達障害など、医師からの診断は出ているが、自分は普通だと思っているし、障害者手帳の取得も考えていない。しかしながら現在働くことは出来ていない、でも就職しなくてはいけないしお金も必要だし、どうしよう。

こんな悩みをお持ちの方へアドバイスを書いてみようと思います。

⓵ なぜ現在働けていないのかを考えてみよう

A:まだ一度も働いたことがない方は、アルバイトから始めることをおススメします。
なぜアルバイトがおススメかというと、一度も働いたことの無い方は仕事の向き不向きに関する情報が全くありません。
アルバイトであれば気軽に始められますので、自分の職業適性をチェックすることが出来るかと思います。

B:就労経験あるが、退職をしてしまった方は、なぜ退職してしまったかを考えてみましょう。以下についてそれぞれ得意、不得意をみてみましょう。

  • 対人について(職場の人との関り、お客様との関り)
  • 業務内容について(得意だったこと、不得意だったことは何か?)
  • 症状がでたか?(どんな時にどのような症状がでたか?)
  • 環境について(どんな環境なら安定して休まず働きつづけられそうか?)

⓶ 自分の病気や特性について会社からの理解や配慮がなくても働き続けることが出来るか?

A:まずこの時点で、自分の病状や特性について自分が理解できていないという方は、このまま就労開始することはあまりおススメしません。そのような場合は、以下の進路をおススメします。

  • 就労移行支援事業所へ通う
  • 地域の若者サポートステーションへ通う
  • 計画相談事業所へ相談に行く

などから始めてみて下さい。長く安定して働き続けるために自己理解はとても重要です。

B:自分の病気や特性、障害について理解が出来ているという方は、前職の経験などから自分に配慮や理解が必要かどうかをしっかり考えてみて下さい。配慮が必要なく、一般就労でもやっていけると判断した方は、ストレス対処についても考えてみましょう。

仕事を始めると、ストレスの溜まる量もスピードもかなり向上します。
そのためストレス発散行動はとても重要になってきます、毎日その日のストレスをその日のうちに発散できる自信があるか自問自答してみて下さい。
働いていない今現在でさえも、ストレス対処に困っているようであれば、一般就労は難しいかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか?
メンタル的疾患をお持ちの方や、発達障害のある方にとって社会へ出て働き続けることは簡単なことではありません。
社会や会社からの理解、配慮が必要かどうかをしっかりと考えてみて下さい。
大切なポイントは、あなたの体調を安定した状態で働き続けることが出来るかどうかです。
焦らずゆっくり考えてみて下さい、そして出来るだけ一人で考えず家族や医師と相談しながら考えてみましょう。

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