【ブログ】精神・発達障害「なぜあいまいな表現が苦手なのか?」
特に発達障害のある方に多い特性ですが
- はっきり具体的に伝えてくれないと理解できない
- 人との会話で理解できないことが多い
- 頭の中で整理するのが苦手
- 絵が描けない、頭の中にある絵を物体化することが出来ない
- 自分で考えて行動するのが苦手
- 運動(特に球技)が苦手
これらに共通していることは、創造力や想像力はあるものの、それを実体化したり頭の中だけで整理したりすることが苦手ではないかと思います。
考えたことを動作に変換する部分が不得意なのかもしれません。

人との会話の場合
自分だけ会話についていけず話に参加できなくなってしまうのは、相手の言葉が足りず理解が追い付かないのが原因と考えます。
では他の人は言葉が足りなくてもなぜ理解できるのか?
話す人の表情や言葉のニュアンス、微妙なトーンの違いにより具体的なワードが無くても何を言いたいのか想像し察することが出来るためです。
これらが苦手な方は想像力が低いため、察することが出来ず会話についていけないのだと考えます。
運動の場合
運動が得意な方の場合、このぐらいの力でボールを投げれば多分あそこまで届くだろうなと感覚的に分かるのですが、苦手な方の場合全く想像がつかないため、遠くに投げてしまったり、まったく違う方向に投げてしまうのだと思われます。
このことが原因で上司や先輩からの指示を聞き取ることが出来ず仕事でのミスが多いのでどうしたらいいか分からない。そんな方でも説明書やマニュアルがあれば問題なくできると思います。
目に見える明確な指示があれば問題なくできるため、仕事などもそのような対策や配慮をいただく方向で考えてみることが大切です。
またメモを取る時間をもらったり
もらった指示を復唱したりすることで安心して行動に移せるかと思います。
これを踏まえ仕事では会社からどんな配慮をもらうべきか?
自分ではどのように対処したらいいか?
自分の特性や症状と照らし合わせながら、医師や家族、福祉支援員などと相談して考えていくことをお勧めします。

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