【ブログ更新】今日のＳＳＴ講座「職場体験実習」

障害者として就職を検討されている方にお勧めな制度として

「職場体験実習」があります

簡単に言うと、就職前にその企業で実際に働く体験をさせてもらえる制度です。
もちろん、実習を行っている企業とそうでない企業がありますので、どこでも好きなように選べるものではありませんが、職場体験実習はとても勉強になるため貴重なものです。
主に応募前実習が多く、応募前に実習を行い応募者側と企業の双方で気持ちが合えば面接に移行できるというもの。

実習に行くメリットは沢山あります。

• 職場環境を知ることが出来る（音・人・臭いなど）
• 一緒に働く方がどんな方なのか肌で感じることが出来る
• 毎日通うことが出来るかを知ることが出来る
• どんな仕事をするのか実際に体験することが出来る

特に実習では求人票に書かれていない人間関係に対して体感することが出来るのは大きいと思います。
精神障害を持った方にとって対人は特に気になる部分ではないでしょうか？

また身体の方にとっては、環境面の確認は特に重要かと思います。
トイレとか一人で行けるかどうかも確認できるのは大事ですね。

最後に
実習へ行き、実際に応募するかどうかの判断をされるかと思いますが
「疲れる」かどうかを判断材料にするのは辞めましょう
仕事すれば疲れるのは当然のことです

実習で確認することは「疲れる」かどうかではありません
自分の障害特性に合っている環境か？
ここの上司や先輩とならやっているかどうか？
仕事は興味の持てるものだったか？
そんな部分をしっかり見て、応募するかどうかを真剣に考えてみて下さい。