当事業所では就職に向けた訓練の一環として「施設外就労」を取り入れております。
こちらのページでは未来フィールドで行っている「施設外就労」の内容や、施設外就労を行うメリット、利用者の声などをご紹介しております。
施設外就労とは
当事業所では訓練の一環として協力企業へ出向き、軽作業を中心とした「施設外就労」を行っています。
施設内での作業訓練とは異なり、実際に企業から依頼を受けた作業を行うため、現場での緊張感や実務に近い体験を積むことができます。
また、施設外就労では作業に応じて少額ではありますが工賃が発生するため、働くことのやりがいや責任感を実感できる貴重な機会となっています。
こうした経験は、将来の就労に向けた自信やスキルの向上につながります。

施設外就労の流れ
参加は任意で強制ではありません。支援員から訓練の一環として提案をさせていただきます。
週に数回、支援員と参加される利用者さん数名で公共の交通機関を使って移動します。
9:50~ 事業所を出発
10:30~12:00 作業+片付け
12:00~13:00 昼食(お弁当支給あり)
13:00~14:00 作業+片付け
14:40 事業所へ帰所
※初めての方には支援員が指導いたします、
電車賃は事業所が負担いたします。

作業内容の例

作業は主に軽作業が中心になります。
作業は時期によって変化するため以下に紹介している作業は参考例になります。
- 国旗作成作業
(ランチ用) - パーツのバリ取り作業
- シールはがし作業
- 製品の検品作業
- お菓子の詰め合わせ
- カードケース検品
- 計量作業
- シーラー作業
不良品を出さないよう、支援員の指示に従って作業をしていただきます。
施設外就労の様子






施設外就労に参加するメリット
- 現地まで公共交通機関を利用するため通勤訓練になる
- 実際の職場環境に近い体験ができる
- 責任感や仕事への意識が身につく
- 軽作業を通して集中力や作業スピードを養える
- 支援員のサポートを受けながら安心して挑戦できる
- 集団で行う作業を体験することで、他者や周りのことに気を使うことの重要性を学ぶことが出来る
- マルチタスク作業の改善
- 苦手分野の理解に役立つ

初めて就労される方や病気や障害発症後久しぶりに働く方にとって、「施設外就労」はとても良い就労の練習になります。
また自己理解の分析にも役立てることが出来ます。集団での行動は出来るか?電車での通勤は出来るか?指示に従って作業を行うことはできるか?座学では確認できないことも、実際に作業を行うことで自己理解を深めることが出来るでしょう。
施設外就労へ参加された利用者さんの声



